文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・チェコオープン 2019年8月20日~8月25日>
23日、チェコオープンは4日目を迎え、男子シングルス2回戦で宇田幸矢(8月世界ランキング102位・JOCエリートアカデミー/大原学園)が“ドイツの皇帝”ティモ・ボル(同8位・ドイツ)と対戦。18歳・宇田は健闘するも、38歳ながら今もなお世界の第一線で活躍するボルに0-4のストレートで敗れた。
元世界ランク1位のボルが圧巻のプレー
写真:2019年ヨーロッパ競技大会でのティモ・ボル(ドイツ)/提供:ittfworld
試合は、序盤から宇田が積極果敢に攻める展開になる。しかし、ボルが宇田の勢いあるボールに対しても、しっかりとラリーに持ち込み点数を簡単に与えない。そのため、宇田はより厳しいコースへと打ち込まざるを得なくなり、ミスが増えてしまう。
元世界ランク1位・ボルが落ち着いた試合運びでゲームカウント4-0のストレートで勝利した。
予選から勝ち上がり、本戦1回戦では林鐘勲(イムジョンフン・同31位・韓国)を破るなど快進撃を見せてきた宇田だったが、“ドイツの皇帝”を崩すまでは至らなかった。
詳細スコア
宇田幸矢 0-4 〇ティモ・ボル(ドイツ)
7-11/6-11/9-11/7-11