文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアープラチナ・ドイツオープン 2019年10月8日~10月13日>
10日、ITTFワールドツアープラチナ・ドイツオープンは3日目を迎え、男子シングルス1回戦がスタートした。丹羽孝希(スヴェンソン)と松平健太(T.T彩たま)が対戦し、丹羽がゲームカウント4-1で日本人対決を制した。
丹羽が嬉しいバースデー勝利
写真:2018チームWCの松平健太(T.T彩たま)/提供:ittfworld
丹羽と松平は、ともに青森山田高校OBで、過去はダブルスも組んでいた。直近、Tリーグでも、松平がフルゲームデュースを制しており、手の内を知り尽くした同士の対戦は、激戦が予想された。
1ゲーム目を奪ったのは松平。序盤からエンジン全開で丹羽を突き放す。しかし、丹羽も2ゲーム目以降は得意のカウンターが冴え、ラリーでのミスが減る。
松平が横入れを見せれば、丹羽はカットブロックを披露するなど、テクニシャン2人のプレーは見る者を魅了した。最後は丹羽のフォアハンドが松平のバックを打ち抜き、ゲームカウント4-1で丹羽が2回戦進出を決めた。
10月10日が誕生日の丹羽は、嬉しい25歳のバースデー勝利となった。
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詳細スコア
〇丹羽孝希 4-1 松平健太
4-11/11-8/11-4/11-3/11-5