中国・許昕と孫穎莎が優勝 日本勢は過去最高結果残す<卓球・T2ダイヤモンド最終日> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)
前の記事へ
次の記事へ
T2ダイヤモンド2019シンガポール
11月21日(木)~11月24日(日)・シンガポール
2019.11.25

中国・許昕と孫穎莎が優勝 日本勢は過去最高結果残す<卓球・T2ダイヤモンド最終日>

写真:T2ダイヤモンドシンガポール大会の許昕/撮影:ラリーズ編集部

<T2ダイヤモンド2019シンガポール 2019年11月21日~11月24日>

24日、T2ダイヤモンドシンガポール大会は、男女準決勝、3位決定戦、決勝が行われた。

日本勢は、張本智和(木下グループ)と伊藤美誠(スターツ)がそれぞれ準決勝まで勝ち進んでいたが、張本は準決勝で敗れ、3位決定戦に勝利して3位伊藤は準決勝を勝利し、決勝で敗れて準優勝

優勝は男子が許昕(シュシン・中国)、女子が孫穎莎(スンイーシャ・中国)と中国勢が大会を制する結果となった。

一方日本勢は前回のマレーシア大会では、男子は全選手初戦敗退、女子は加藤美優(日本ペイントホールディングス)の4位が最高位だった。今大会は男女とも、T2ダイヤモンド日本勢初優勝は逃したものの、張本、伊藤共に、日本勢最高位を更新。大きな進歩を見せる結果となった。

>>金星の加藤美優 陳夢の持ち味封じた“クレバーな戦術”を徹底分析!<T2ダイヤモンド>

男子総括

許昕
写真:T2ダイヤモンドシンガポール大会の許昕/撮影:ラリーズ編集部

張本は準決勝で許昕(シュシン・中国)と対戦した。張本は過去一度も許昕に勝てておらず、この試合も許昕が2ゲームを先取し、試合を支配する。

張本も意地を見せて第3ゲームを奪うが、続く第4ゲームを奪われ追い込まれる。第5ゲームはFAST5に突入し、4-4まで粘ったがあと1点が取り切れず第5ゲームを失い、1-4で敗北した。

林高遠
写真:T2ダイヤモンドシンガポール大会の林高遠(リンガオユエン・中国)/撮影:ラリーズ編集部

そして、3位決定戦では林高遠と対決。過去1勝2敗と負け越している相手ということもあり、序盤は林高遠にペースをつかまれ、先に2ゲームを失う。

このまま勢いにのまれるかと思われたが、ここから張本の反撃が始まる。第3、第4ゲームを連取し、セットカウントを2-2のイーブンまで持ち込む。第5ゲームからFAST5が適用され、試合展開が一層スピーディーになった。第5ゲームは張本が、第6ゲームは林高遠が取り、勝負は最終第7ゲームまで縺れ込む。

第7ゲームは張本が4-1までリードを広げたが、そこから林高遠が2点を取り返す。緊張感のある試合展開となったが、最後は張本が豪快にフォアドライブを決め、5-3で第7ゲームを奪取。フルゲームの激戦を制し、見事3位に輝いた。

林昀儒
写真:T2ダイヤモンドシンガポール大会の林昀儒(リンインジュ・チャイニーズタイペイ)/撮影:ラリーズ編集部

男子決勝は、林昀儒vs許昕のカードに。林昀儒は前回大会優勝者で、準決勝では林高遠にストレート勝利。この試合も白熱した試合になることが予想されたが、許昕が終始ゲームを支配して4-0で圧勝。T2ダイヤモンド初優勝を飾った。

>>史上最年少王者の張本 Vの秘訣は「大人の卓球」への進化<グランドファイナル2018>

女子総括

伊藤美誠
写真:T2ダイヤモンドシンガポール大会の伊藤美誠/撮影:ラリーズ編集部

伊藤は準決勝で田志希(チョンジヒ・韓国)と対戦した。

田志希は、平野美宇(日本生命)と陳夢(チェンムン・中国)を撃破した勢いがあり、この試合も序盤から熱戦となった。注目は第3ゲーム。ゲームカウント1-1の場面で、先に田志希がゲームポイントを握る。しかし、伊藤も負けじと2点を取り返して、伊藤もゲームポイントを握る。最後は激しい打ち合いとなり、伊藤の打球がネットにかかり、次の球を田志希がオーバーしてしまい、大接戦となった第3ゲームは伊藤が奪取した。その後は1ゲームを落としたものの伊藤が要所を締め、4-1で勝利した。

孫穎莎
写真:T2ダイヤモンドシンガポール大会の孫穎莎/撮影:ラリーズ編集部

そして、決勝では孫穎莎(スンイーシャ・中国)と対戦した。孫穎莎は伊藤と同年代で、これまで何度も対戦し、その度に熱戦を繰り広げてきた。先日のチームワールドカップと10月のドイツオープンでは孫穎莎が、10月のスウェーデンオープンでは伊藤が勝利するというように実力は互角。伊藤にとってはライバルと言える選手の一人だ。そして、この試合もこれまでと同じく接戦となった。

最初の2ゲームは、孫穎莎が完全に流れをものにして制したが、次の2ゲームは伊藤が攻勢を見せて制し、ゲームカウントが2-2となる。第5ゲームからはFAST5が適用され、その第5ゲームを孫穎莎が取って優勝に王手をかけた。

しかし、第6ゲームは伊藤が取り返し、フルゲームに突入。最後も4-4まで縺れ込み、お互いにあと1点で優勝まで来ていたが、最後は伊藤がスマッシュをオーバーしてしまい勝負あり。ゲームカウント3-4で孫穎莎に軍配が上がった。

田志希
写真:T2ダイヤモンドシンガポール大会の田志希/撮影:ラリーズ編集部

女子3位決定戦では、田志希と王曼昱(ワンマンユ・中国)が対戦。序盤から打ち合う激しい展開となったが、ゲームカウント4-1で王曼昱が勝利。T2ダイヤモンド、2大会連続の表彰台に立った。

>>スウェーデンOP2018徹底分析!中国の牙城崩した伊藤 Vの秘訣は唯一無二の“変化”にあり

大会最終日結果

男子準決勝

張本智和 1-4 ○許昕
7-11/7-11/11-9/6-11/4-5

○林昀儒 4-0 林高遠
11-6/11-10/11-8/11-8

男子3位決定戦

○張本智和 4-3 林高遠
8-11/3-11/11-5/11-10/5-3/3-5/5-3

男子決勝

○許昕 4-0 林昀儒
11-9/11-5/11-8/11-6

女子準決勝

○伊藤美誠 4-1 田志希
11-7/5-11/11-10/11-2/5-1

○孫穎莎 4-3 王曼昱
4-11/7-11/11-4/10-11/5-2/5-1/5-1

女子3位決定戦

○王曼昱 4-0 田志希
11-7/11-7/8-11/11-6/5-2

女子決勝

伊藤美誠 3-4 ○孫穎莎
7-11/3-11/11-6/11-7/3-5/5-3/4-5

>>東京五輪金メダルへ 卓球王国・中国に強い日本選手は誰だ!<対中国勝率ランキング>

文:ラリーズ編集部

コメント
0
男子ランキング
2019.12.10
世界
日本
1
許キン(中国)
16600 pt
2
樊振東(中国)
16150 pt
3
馬龍 (中国)
15285 pt
1
張本智和(日本)
13890 pt
2
丹羽孝希(日本)
10200 pt
3
水谷隼(日本)
10065 pt
女子ランキング
2019.12.10
世界
日本
1
陳夢 (中国)
16565 pt
2
孫穎莎 (中国)
15715 pt
3
劉詩文 (中国)
14955 pt
1
伊藤美誠(日本)
14590 pt
2
石川佳純(日本)
11515 pt
3
平野美宇(日本)
11325 pt
SNS
FOLLOW US