文:ラリーズ編集部
<港乒擂台賽 2020年10月9日~10月11日>
10月9日から11日かけて、中国香港で国内トップ選手の参加する団体戦が行われた。この大会は香港国内選手の実力を保つことを目的としており、6月に第1回大会が行われており、今回は第2回の開催となる。
第1回大会では、男子は最新世界ランキング12位の黄鎮廷(ウォンチュンティン)率いる鎮廷隊、女子は同15位の杜凱琹(ドゥホイカン)率いる凱琹隊がそれぞれ優勝を果たしていた。前回大会優勝を果たした杜凱琹は今大会では、男子チームに参戦して試合に挑み、活躍を見せた。
第2回大会では、男子は今回も鎮廷隊が、女子は朱成竹(ジュチェンジュ)率いる成竹隊が優勝をつかんだ。
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黄鎮廷率いる鎮廷隊が今回も優勝
6月に行われた第1回大会同様、男女それぞれ4チームの構成で試合が行われた。前回は4シングルス1ダブルス方式での試合だったが、第2回大会では5シングルス方式へと変更された。
チームの大黒柱として出場した黄鎮廷は全試合2点起用で出場し、柏男隊戦、兆恒隊戦では1敗ずつ喫するも、鈞傑隊戦では2勝をあげ、チームの全勝優勝に貢献した。
写真:黄鎮廷/提供:ittfworld
また、前回女子団体戦で優勝を果たした杜凱琹は、今大会は柏男隊のメンバーとして、男子団体戦に参加した。団体3試合通して2勝2敗であり、兆恒隊戦ではチームの勝敗が決する第5試合で林兆恒(リンチャンフン)をフルゲームで下す大活躍を見せた。
女子は成竹隊が優勝
前回大会優勝の杜凱琹は男子チームでの参戦となったが、怪我のために前回大会に参加していなかった蘇慧音(スーワイヤムミニー)と麥子詠(マクツェイン)が新たに女子チームに参戦した。
写真:朱成竹/提供:ittfworld
皓晴隊、成竹隊、奕文隊の3チームが2勝1敗で並ぶ大混戦となったが、その中で朱成竹率いる成竹隊が、この大会を制した。
第2回大会男女チーム
男子
鎮廷隊:黄鎮廷、李漢銘、姚鈞濤
鈞傑隊:何鈞傑、蘇致、于諾
柏男隊:吳柏男、杜凱琹、蔡俊杰
兆恒隊:林兆恒、關文皓、陳顥樺
女子
皓晴隊:李皓晴、張文靜、劉麒
慧音隊:蘇慧音、林依諾、周穎詩
成竹隊:朱成竹、麥子詠、李嘉宜
奕文隊:鮑奕文、黃芊柔、李清韻
第2回大会結果
男子
1位:鎮廷隊(3勝0敗)
2位:柏男隊(2勝1敗)
3位:鈞傑隊(1勝2敗)
4位:兆恒隊(0勝3敗)
女子
1位:成竹隊(2勝1敗)
2位:皓晴隊(2勝1敗)
3位:奕文隊(2勝1敗)
4位:慧音隊(0勝3敗)