丹羽、中国の左腕に完敗 日本勢勝ち残りは伊藤のみ<卓球・ITTFファイナル> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:丹羽孝希(スヴェンソン)/提供:ittfworld

大会報道 丹羽、中国の左腕に完敗 日本勢勝ち残りは伊藤のみ<卓球・ITTFファイナル>

2020.11.20

文:ラリーズ編集部

<ITTFファイナル 11月19日~22日 中国・鄭州>

20日、ITTFファイナルは大会2日目を迎え、東京五輪代表に内定している丹羽孝希(最新世界ランキング13位・スヴェンソン)が林高遠(リンガオユエン・同5位・中国)と対戦し、ゲームカウント0-4で敗れた。

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林高遠に9年ぶり勝利なるか

男女各16選手によるトーナメントが行われるITTFファイナルは、各国のトップ選手のみが参戦しておりハイレベル。初日の19日では張本智和(木下グループ)、石川佳純(全農)含む日本勢4選手が初戦で姿を消していた。

20日に行われた試合では、伊藤美誠(スターツ)が初戦突破を決め、丹羽もその勢いに続くべく試合に臨んだ。


写真:林高遠(リンガオユエン・中国)/提供:ittfworld

対戦相手は中国のサウスポー・林高遠(リンガオユエン・中国)。2019年の5月には自身初の世界ランキング2位につけた中国の主力選手だ。

両者の対戦成績は3勝6敗と丹羽が負け越している。丹羽の勝利は2011年の世界ジュニアが最後で、その後は3連敗中となっている。

ただ、直近の2020年ドイツオープンではゲームカウント3-4のフルゲームの接戦を演じており、ファイナルの大舞台で、9年ぶりの勝利なるかと注目が集まっていた。

サウスポー対決の行方は林高遠に軍配

試合は、バック対バックの展開で互角に進んでいく。しかし、9-9からのサービス2本で得点した林高遠が大事な第1ゲームを先取した。


写真:丹羽孝希(スヴェンソン)/提供:ittfworld

少し緊張感も見られた林高遠だったが、第1ゲームを先取したことで力が抜けたか。持ち味の両ハンドドライブがコート隅に何本も突き刺さる。丹羽は打開策を見つけられず、そのままゲームカウント0-4で敗れた。

勝利した林高遠は、張本智和(木下グループ)を下した張禹珍(チャンウジン・韓国)と準々決勝で対戦する。

この結果、計6選手が参加していた日本勢は、伊藤を残し全員が初戦敗退となった。

試合結果

丹羽孝希 0-4 〇林高遠(中国)
9-11/3-11/4-11/9-11

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