文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTスターコンテンダードーハ 3月5日~13日>
9日、卓球の新国際大会WTTのスターコンテンダードーハの女子シングルス決勝トーナメント2回戦(ラウンド32)で、平野美宇(日本生命、世界ランク11位)がB.バラゾバ(スロバキア、同54位)にゲームカウント3-1で勝利した。
平野は直前に行われたWTTコンテンダー大会のダブルス(ペア:石川佳純)で優勝しており、今大会は単複での上位進出を狙う。
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平野美宇、落ち着いたプレーで初戦快勝
写真:B.バラゾバ(スロバキア)/提供:ittfworld
五輪出場経験もある長身左腕のバラゾバに対し、平野は台から下がらず前陣を死守してプレー。第1ゲーム序盤を3-0と幸先良いスタートを切ると、そのまま2ゲームを連取する。
第3ゲームは競った場面で平野に攻撃ミスが出て、デュースで落とす。第4ゲームは相手のサーブに苦しみ、7-9とリードされるも、逆チキータでのレシーブエース2本を含む4連取。見事な逆転で2回戦進出を決めた。
平野は次戦、10日に行われる3回戦(ラウンド16)で申裕斌(韓国、同94位)とM.ペソツカ(ウクライナ、32位)の勝者と対戦する。
WTTスターコンテンダー決勝ラウンド 女子シングルス2回戦
写真:平野美宇(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部
◯平野美宇(日本生命) 3-1 B.バラゾバ(スロバキア)
11-7/11-5/11-13/11-9
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