文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTコンテンダードーハ2022 日時:3月18日~24日 場所:ドーハ>
21日、WTTコンテンダードーハ2022は大会4日目を迎え、男子シングルス1回戦で神巧也(T.T彩たま)が世界ランキング16位のパトリック・フランチスカ(ドイツ)をゲームカウント3-2で下した。
21日総括
神巧也は予選4回戦で敗れたものの、他の選手の棄権によって繰り上げで本戦に出場。そして、1回戦で世界ランキング16位で東京五輪男子団体銀メダリストのパトリック・フランチスカと対戦し、フルゲームの激戦を制して2回戦進出を決めた。神は2回戦で、アレクシス・ルブラン(フランス)と対戦する。
写真:張本美和(木下卓球アカデミー)/提供:WTT
また、女子シングルスでは予選を勝ち上がった張本美和(木下卓球アカデミー)が、ハナ・マテロワ(チェコ)と対戦。2度デュースになるも、ゲームカウント3-1で勝利し、1回戦を突破した。その他にも、木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)、長﨑美柚(日本生命)、加藤美優(日本ペイントマレッツ)が2回戦進出を決めた。
男子ダブルスでは及川瑞基(木下グループ)/神巧也ペア、女子ダブルスでは木原美悠/長﨑美柚ペアが1回戦を突破。準々決勝進出を果たした。
21日日本選手試合結果
写真:加藤美優(日本ペイントマレッツ)/提供:WTT
男子シングルス1回戦
〇神巧也 3-2 パトリック・フランチスカ
9-11/13-11/9-11/11-4/11-8
女子シングルス1回戦
〇張本美和 3-1 ハナ・マテロワ
11-8/10-12/11-6/12-10
〇木原美悠 3-1 バラボラ・バラージョバー
11-5/5-11/13-11/12-10
〇加藤美優 3-2 シャオ・ジエニー
8-11/11-3/12-10/2-11/11-9
〇長﨑美柚 3-2 陳思羽
9-11/11-8/8-11/11-9/11-9
男子ダブルス1回戦
〇及川瑞基/神巧也 3-0 Ahmad Khalil AL-MOHANNADI/Mohammed ABDULWAHHAB
11-4/11-4/11-6
女子シングルス1回戦
〇木原美悠/長﨑美柚 3-1 Ema LABOSOVA/Tatiana KUKULKOVA
12-14/11-8/12-10/11-9
22日日本選手試合予定
男子シングルス2回戦
神巧也 – アレクシス・ルブラン(フランス)
女子シングルス2回戦
長﨑美柚 – 石洵瑶(シシュンヤオ・中国)
加藤美優 – ヤン・シャオシン(モナコ)
木原美悠 – 田志希(チョンジヒ・韓国)
張本美和 – 馮天薇(フォンティエンウェイ・シンガポール)
男子ダブルス準々決勝
及川瑞基/神巧也 – クリスティアン・カールソン/マティアス・ファルク(ともにスウェーデン)
女子ダブルス準々決勝
木原美悠/長﨑美柚 – クリスティアーナ・ケルべり/リンダ・ベルグストローム(ともにスウェーデン)
WTT(World Table Tennis)とは
WTTとは、ITTF(国際卓球連盟)が新たにスタートさせた、卓球の国際大会の新シリーズのこと。WTTではこれまで開催していたITTFワールドツアーを廃し、新たに「WTTシリーズ」「WTTフィーダーシリーズ」「WTTユースシリーズ」の3つの大会を創設。
そして、最上位の大会である「WTTシリーズ」では、「グランドスマッシュ」を五輪・世界選手権に並ぶ最上級カテゴリーの大会として位置づける。その他に「カップファイナル」、「チャンピオン」、「スターコンテンダー」、「コンテンダー」などのカテゴリー別大会が開催される。
図:WTT概要/作成:ラリーズ編集部
今大会は最も格下のカテゴリーである「コンテンダー」となる。日本からは、男子は及川瑞基(木下グループ)と神巧也(T.T彩たま)が、女子は木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)、長﨑美柚(日本生命)、加藤美優(日本ペイントマレッツ)、森さくら(日本生命)、張本美和(木下卓球アカデミー)が参戦している。
及川瑞基インタビュー(2021年2月公開)
写真:及川瑞基(木下グループ)/撮影:田口沙織
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神巧也インタビュー(2020年4月公開)
写真:神巧也(T.T彩たま)/撮影:保田敬介