文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTフィーダーオロモウツ 日程:8月23日~28日 場所:オロモウツ(チェコ)>
28日、WTTフィーダーオロモウツ男子シングルス準決勝が行われ、吉村真晴(愛知ダイハツ)が周启豪(ジョウチーホウ・中国)を下した。
吉村真晴が中国越え
吉村の対戦相手の周启豪は世界ランキング61位(2022年8月28日現在)の25歳。コンスタントに国際大会で上位進出を果たしており、層の厚い中国卓球界でも実力者として知られている。
写真:周启豪(ジョウチーホウ・中国)/提供:チェコ卓球協会
そんな周启豪に対して、今大会予選から出場して快進撃を続けている吉村は、第1ゲームを11-7で先取。続く第2ゲームは周启豪に奪われたものの第3ゲームをデュースで制すると、第4、第5ゲームを連取し、ゲームカウント4-1で勝利。周启豪を下した吉村が男子シングルス決勝に駒を進めた。
また、吉村は今大会、弟の吉村和弘(TRAIL)とのダブルスでも決勝進出を果たしており、国際大会2冠に王手をかけた。
男子シングルス準決勝
〇吉村真晴(愛知ダイハツ)4–1 周启豪(ジョウチーホウ・中国)
11-7/7-11/14-12/11-8/11-8
男子シングルス決勝組み合わせ
吉村真晴(愛知ダイハツ)- 趙勝敏(チョスンミン・韓国)
吉村真晴インタビュー(2020年4月公開)
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