【五輪卓球】伊藤美誠がエース対決制す 日本女子、決勝進出に王手 3番は平野美宇登場 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:伊藤美誠(スターツ)/提供:ITTF

大会報道 【五輪卓球】伊藤美誠がエース対決制す 日本女子、決勝進出に王手 3番は平野美宇登場

2021.08.03

文:ラリーズ編集部

<東京五輪卓球競技 7月24日~8月6日 場所:東京体育館>

3日、東京五輪卓球競技の女子団体準決勝に日本が登場した。中国香港を相手に1番ダブルスを制した日本は、2番シングルスの伊藤美誠(スターツ)がエース対決に勝利し、マッチカウント2-0と決勝進出に王手をかけた。

伊藤美誠 vs 杜凱琹


写真:伊藤美誠(スターツ)/提供:ロイター/アフロ

1番ダブルスで石川佳純(全農)/平野美宇(日本生命)ペアが3-0のストレートで勝利し、日本としては良い流れで迎えた2番シングルス。東京五輪女子シングルス銅メダリストの伊藤が登場した。

対するは中国香港のエース・杜凱琹。世界ランキング15位の実力を持ち、女子選手には珍しいYGサーブを使用し、ラリー戦では強烈なフォアを放つパワープレーヤーだ。


写真:杜凱琹(中国香港)/提供:ITTF

第1ゲームは、伊藤がサービスミス2本と緊張感が見えるも、接戦をものにし11-9で先取した。第2ゲームは、いきなり杜凱琹に5連続ポイントを奪われてしまう。1-8まで離されるも伊藤が5連続ポイントで6-8と追い上げたところで香港ベンチがタイムアウト。タイムアウト明けも伊藤が攻めの手を緩めず、8-8と追いつくも、杜凱琹が意地を見せ、9-11でゲームカウントは1-1となった。

第3ゲームは打って変わって伊藤が11連続ポイントで11-1と圧倒。第4ゲームも伊藤が力強いフォアを打ち込み、杜凱琹の心を折るような圧巻のプレーを見せ、ゲームカウント3-1で勝利を収めた。

これで日本は決勝進出に王手をかけた。3番シングルスでは平野と李皓晴(リホチン・中国香港)が対戦する。

女子団体準決勝

日本 2-0 中国香港

〇石川佳純/平野美宇 3-0 李皓晴/蘇慧音
11-7/11-2/11-8

〇伊藤美誠 3–1 杜凱琹
11-9/9-11/11-1/11-7

平野美宇 – 李皓晴

伊藤美誠 – 蘇慧音

石川佳純 – 杜凱琹

中国香港メンバー

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