【卓球】日本勢が順調 次戦は水谷・張本のエース対決に<男子オーストリアOP> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

*写真:水谷隼(木下グループ)/ittfworld

大会報道 【卓球】日本勢が順調 次戦は水谷・張本のエース対決に<男子オーストリアOP>

2018.11.09

文:ラリーズ編集部

<オーストリアオープン(リンツ)2018年11月6日〜11日>

8日、オーストリアオープンは3日目を迎え、ついに男女シングルス決勝トーナメントが始まった。日本男子では、シード権を獲得していた、張本智和11月度世界ランキング6位・15歳)=JOCエリートアカデミー/Tリーグ木下マイスター東京=、水谷隼(同19位・29歳)=木下グループ/Tリーグ・木下マイスター東京=、丹羽孝希(同10位・24歳)=スヴェンソン/Tリーグ・琉球アスティーダ=に加え、予選リーグを突破した、吉村和弘(同83位・22歳)=愛知工業大学/Tリーグ・岡山リベッツ=、金光宏暢(同471位)=大原学園=、上田仁(同36位・26歳)=岡山リベッツ=、吉村真晴(同28位・25歳)=名古屋ダイハツ/Tリーグ・T.T彩たま=が出場した。

吉村和弘は中国の林高遠(同4位・23歳)と対戦し、4-2で勝利。それに続くように丹羽も中国の周啓豪(同245位・21歳)に4-2で勝利をあげた。さらに上田もアウェイの雰囲気に負けず、オーストリアのダニエル・ハーベソン(同37位・32歳)を4-1で下した。そして日本の大黒柱・水谷隼は、ドイツのリチャード・ワルター(同42位・26歳)に前半苦しんだものの、フルゲームまで持ち込み、粘り強く勝利した。

1回戦での注目カードとして、張本と吉村真晴の日本人対決も行われた。このゲームは、張本がゲームカウント4-0で快勝。決勝トーナメント2回戦へ進んだ。そして2回戦では、水谷隼との対戦が予定されている。日本のトップ2名による対戦に注目が集まる。

オーストリアOP 大会3日目(日本男子の結果)

男子シングルス決勝トーナメント

<1回戦>

◯吉村和弘 4-2 林高遠(中国)
2-11/11-6/6-11/11-8/11-6/14-12

◯丹羽孝希 4-2 周啓豪(中国)
11-9/6-11/12-10/11-5/7-11/11-9

◯金光宏暢 不戦勝 馬龍(中国)

◯上田仁 4-1 ダニエル・ハーベソン(オーストリア)
11-7/11-7/11-8/9-11/11-7

◯張本智和 4-0 吉村真晴
11-5/11-6/11-7/11-2

◯水谷隼 4-3 リチャード・ワルター(ドイツ)
10-12/11-2/7-11/5-11/14-12/11-6/11-3