【卓球】学生王者・及川瑞基 年内最後のWTプラチナ大会へ<オーストリアOP> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

大会報道 【卓球】学生王者・及川瑞基 年内最後のWTプラチナ大会へ<オーストリアOP>

2018.11.06

文:ラリーズ編集部

*写真は及川瑞基(専修大学)/写真提供:ITTF

6日から国際卓球連盟(ITTF)主催のワールドツアー・オーストリアオープンがはじまる。

世界ランクの獲得ポイントが高いプラチナ大会は年内最後とあって、日本の男女ナショナルチーム所属選手がこぞってエントリーしている。

10月の全日学(全日本大学総合卓球選手権大会・個人の部)を制し、ドイツ・ブンデスリーグ1部で活躍する及川瑞基(専修大学)も、このオーストリアオープンを年内最後の国際大会と意気込む。

今年1月の世界ランキング131位だった及川は、11月の最新のランキングでは76位。今年大幅にランキングを伸ばした選手の1人だ。

及川は今年の躍進のきっかけについて、7月のプラチナ大会・韓国オープンで、昨年の世界ジュニア優勝のペンホルダー、薛飛(中国)を4-2で破った一戦を挙げた。

「世界ジュニア優勝の強打者です。ショートサーブを出すとチキータやストップで振り回されてしまう。そんな時、ベンチの邱さんから思い切ってロングサーブからラリーをしていくようアドバイスを頂いた。強打されるリスクを承知で9-9やデュースの場面でも思い切ってロングサーブを使っていったら、自分の展開になり勝てた。この試合をきっかけに戦術の幅が広がった」と躍進の裏に邱建新氏(ナショナルチームコーチ・木下グループ)の助言があったことを明かした。

及川を含む男女30名超の日本選手と世界のトップランカーがエントリーしているオーストリアオープン。年内最後のプラチナ大会の熱戦に注目したい。

オーストリアオープン 日本男子エントリー選手一覧

張本 智和(JOCエリートアカデミー/6位)
丹羽 孝希(スヴェンソン/10位)
水谷  隼(木下グループ/19位)
松平 健太(木下マイスター東京/30位)
吉村 真晴(名古屋ダイハツ/28位)
大島 祐哉(木下グループ/29位)
上田  仁(岡山リベッツ/36位)
森薗 政崇(岡山リベッツ/39位)
?田 雅己(岡山リベッツ/75位)
及川 瑞基(専修大学/76位)
吉村 和弘(愛知工業大学/83位)
宇田 幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園/90位)
木造 勇人(愛知工業大学/164位)
田中 佑汰(愛工大名電高校/204位)
三部 航平(専修大学/208位)
戸上 隼輔(野田学園高校/280位)
田添 健汰(木下グループ/322位)
金光 宏暢(大原学園/471位)

オーストリアオープン 日本女子エントリー選手一覧

石川 佳純(全農/3位)
伊藤 美誠(スターツSC/7位)
平野 美宇(日本生命/9位)
佐藤  瞳(ミキハウス/13位)
芝田 沙季(ミキハウス/17位)
加藤 美優(日本ペイントホールディングス/20位)
橋本帆乃香(ミキハウス/29位)
早田 ひな(日本生命/30位)
長﨑 美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園/37位)
安藤みなみ(専修大学/41位)
浜本 由惟(木下グループ/55位)
大藤 沙月(ミキハウスJSC/58位)
塩見 真希(四天王寺高校/77位)
木原 美悠(JOCエリートアカデミー/88位)
相馬 夢乃(遊学館高校/177位
森 さくら(日本生命/99位)
森薗 美月(木下グループ/160位)
松平 志穂(日本ペイントホールディングス/338位)
森薗 美咲(TOP名古屋/wr340位)