前期MVPの戸上隼輔が激戦制す 琉球、初優勝へあと1つ<Tリーグファイナル男子> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:戸上隼輔(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 前期MVPの戸上隼輔が激戦制す 琉球、初優勝へあと1つ<Tリーグファイナル男子>

2021.02.26

文:ラリーズ編集部

<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン プレーオフファイナル 2月26日 アリーナ立川立飛>

卓球Tリーグサードシーズンの年間王者を決めるプレーオフファイナルが開幕した。男子1位の木下マイスター東京(以下、KM東京)と2位の琉球アスティーダ(以下、琉球)の試合は、2番のシングルスで戸上隼輔(琉球アスティーダ)が、大島祐哉(木下マイスター東京)にゲームカウント3-2で勝利した。

豪快なドライブが持ち味の両右腕が激突

2番シングルスは今季5勝5敗の26歳・大島と、今季9勝4敗で前期MVPを獲得した19歳・戸上が対戦した。大島は身体能力を活かしたフットワークと豪快なフォアドライブが持ち味で、一方の戸上は快速の両ハンドドライブで今季は張本智和(木下マイスター東京)や丹羽孝希(岡山リベッツ)を下している。


写真:戸上隼輔(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部

強打者同士の対決は第1ゲームから大激戦になる。戸上が快速バックハンドを見せれば、大島が強烈なフォアドライブを叩きこむ。一進一退の戦いは、16-14で戸上が先取した(プレーオフファイナルのみデュースあり)。しかし、第2ゲームは大島が11-3で奪う一方的な展開で、ゲームカウントは1-1に。


写真:大島祐哉(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部

勢いある戸上のプレーに対し、何度もノータッチエースを食らう大島だが、巧みなサーブの配球とレシーブのコース取りでじりじりと追い上げ、11-8で奪取した。第4ゲームは息を吹き返した戸上が取り、勝負は6-6から始まる最終ゲームへ。最後は戸上の勢いが勝り、琉球が初優勝に王手をかけた。


写真:大島祐哉(木下マイスター東京)は試合後、ベンチから立ち上がれず/撮影:ラリーズ編集部

木下マイスター東京 0-2 琉球アスティーダ

及川瑞基/田添健汰 1-2 〇吉村和弘/木造勇人
11-9/9-11/7-11

大島祐哉 2-3 〇戸上隼輔
14-16/11-3/11-8/8-11/8-11

及川瑞基 – 吉村真晴
張本智和 – 宇田幸矢

試合はライブスコアリングで速報予定

男子

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大島祐哉インタビュー


写真:大島祐哉(木下グループ)/撮影:田口沙織

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戸上隼輔インタビュー


写真:戸上隼輔/撮影:伊藤圭

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