文:ラリーズ編集部
国際卓球連盟(ITTF)は11月30日、2021年第48週の世界ランキングを発表した。2021年より世界ランキングは新方式となり、以前の月1回の更新から毎週火曜日に1回更新される形式に変更されている。
今回は世界卓球ヒューストン大会の結果が反映され、また、昨年12月までのポイント保持率が60%から50%に減ったことで、順位が変動が生じた。
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石川佳純は7位に
写真:世界選手権の表彰台を独占した中国勢 左から孫頴莎、王曼昱、陳夢、王藝迪/撮影:ラリーズ編集部
世界選手権優勝の王曼昱(ワンマンユ・中国)は2000ポイントを獲得するも、現在世界ランク1位で世界選手権3位の陳夢(チェンムン・中国)が700ポイント、世界ランキング2位で世界選手権も2位の孫頴莎(スンイーシャ・中国)が1400ポイント、世界ランキング3位で世界選手権ベスと8の伊藤美誠(スターツ)が350ポイントを獲得したため、1~4位の順位に変動はなかった。
写真:王藝迪(ワンイーディ・中国)/撮影:ラリーズ編集部
ランキングを大きく上げたのは世界選手権銅メダルの王藝迪(ワンイーディ・中国)だ。4ランクをあげ、6位に入っている。また、石川佳純(全農)も世界選手権ベスト8の350ポイントにより、9位から7位へとランクを上げた。
写真:石川佳純(全農)/撮影:ラリーズ編集部
その他、世界選手権に出場した日本選手では、平野美宇(日本生命)が1ランクダウンの13位、早田ひな(日本生命)が1ランクアップの17位、芝田沙季(ミキハウス)が1ランクアップの42位となっている。
写真:伊藤美誠(スターツ)と早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部
また、ダブルスの世界ランキングも更新され、世界卓球準優勝の伊藤/早田ペアが38ランクアップの3位に急浮上した。
女子シングルス世界トップ10、日本女子シングルスの50位までの選手、女子ダブルス世界トップ5は以下の通り。
女子シングルス世界ランキングトップ10
1 陳夢(中国) 12575
2 孫穎莎(中国) 11000
3 伊藤美誠(日本) 9965
4 王曼昱(中国) 9278
5 丁寧(中国) 6725
6 王藝迪(中国) 6688
7 石川佳純(日本) 6340
8 鄭怡静(チャイニーズタイペイ) 6179
9 朱雨玲(中国) 6113
10 劉詩雯(中国) 6038
※選手名右の数字はランキングポイント
日本女子シングルス世界ランキング(50位まで)
3 伊藤美誠(スターツ) 9965
7 石川佳純(全農) 6340
13 平野美宇(日本生命) 5613
17 早田ひな(日本生命) 5108
22 佐藤瞳(ミキハウス) 4485
26 加藤美優(日本ペイントマレッツ) 388
42 芝田沙季(ミキハウス) 3395
47 橋本帆乃香(ミキハウス) 3090
※選手名右の数字はランキングポイント
女子ダブルス世界ランキングトップ5
1 王曼昱/孫頴莎(中国) 2723
2 石川佳純/平野美宇(日本) 1948
3 伊藤美誠/早田ひな(日本) 1640
4 田志希/申裕斌(韓国) 1300
5 梁夏銀/田志希(韓国) 1288
※選手名右の数字はランキングポイント
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