卓球用具紹介 [PR] 【卓球】DNAドラゴングリップを徹底レビュー! STIGA(スティガ)の人気シリーズに仲間入りした異端児ラバー
2023.04.13
STIGA(スティガ)が売り出している王道テンションラバー「DNA」シリーズに、新たな仲間が加わりました。それが、『DNAドラゴングリップ』です。
今回は、『DNAドラゴングリップ』を徹底分析し、シリーズの異端児とされたラバーの性能はどのようなものか、どのような選手に適しているのかを見ていきましょう。
このページの目次
『DNAドラゴングリップ』とは?
『DNAドラゴングリップ』は、2021年7月にSTIGA(スティガ)から発売された「DNA」シリーズ初の粘着性テンションラバーです。STIGA(スティガ)の「DNA」シリーズと言えば、上級者向けの「DNA プラチナ」シリーズ、初中級者でも扱いやすい「DNA プロ」シリーズ、コントロール系の『DNA フューチャー M』などバラエティに富んでいます。
STIGA(スティガ)の王道テンションラバーとなる「DNA」シリーズから誕生した異端児、『DNAドラゴングリップ』の基本的な特徴について詳しく見ていきましょう。
>>【卓球】DNA プラチナシリーズを徹底分析! STIGA(スティガ)の誇る高性能裏ソフトラバー
『DNAドラゴングリップ』の硬度・重量
重さ
『DNAドラゴングリップ』の重さは、ラケットに貼る状態で52g前後だそうです。硬さも相まって重い部類に入るうえ、ラバーの厚さは特厚しかないため、パワープレーヤーやテクニカルな使い方ができる選手が使用することで真価を発揮します。
硬度
『DNAドラゴングリップ』のスポンジ硬度は55度です。同じ「DNA」シリーズの『DNA プラチナXH』が52.5度であることから、シリーズの中で最も硬く、他のメーカーのラバーと比べても硬めの部類に入ります。
>>【卓球】DNA PRO Mの性能/重さ/硬度を徹底レビュー STIGAが挑戦した初のドイツ製テンション裏ラバー
『DNAドラゴングリップ』の特徴
新開発のスポンジでスピードアップ
『DNAドラゴングリップ』は「DNA」シリーズで唯一、新開発の「Cタッチ・テンゾー」テクノロジーを搭載したスポンジが組み合わさった粘着性テンションラバーです。
この「Cタッチ・テンゾー」テクノロジーによって、粘着性ラバーの天敵であるスピードの強化を可能にしました。
打ってわかるシートの掴み
『DNAドラゴングリップ』のトップシートは粘着成分を配合しながらもやや柔らかく作られています。これによって、サービスやレシーブではボールを掴んで強烈な回転をかけることができるほか、強打の際にもスポンジの硬さに負けることなくボールに回転を与えることができます。
粘着性とドイツ製テンションの共存
『DNAドラゴングリップ』は、トップシートが粘着性、スポンジは硬めのテンション系ということで、打ち方によってボールの印象が変わります。シートで擦るように打てば、粘着特有の強烈な回転で沈むような打球を、スポンジまで届かすように当てて打てば、スピードの乗った重い球を放つことができます。
>>驚異の“六角形ラケット”・サイバーシェイプカーボンを徹底解剖 卓球界の“常識”をSTIGA(スティガ)が覆す!
『DNAドラゴングリップ』に向いているプレーヤー
ではどのような選手に『DNAドラゴングリップ』が適しているのかを見ていきましょう。
粘着性テンションラバーで硬さを重視する選手
粘着性テンションラバーで擦り打ちを中心とする選手は、粘着ラバーよりの硬めのラバーを好んで使用します。『DNAドラゴングリップ』はスポンジが55度と硬いため、トップシートで擦る打ち方も容易にできるようになります。
硬いことで強打時の威力も上がるため、威力重視の選手にも『DNAドラゴングリップ』はお勧めできます。
癖球で勝負したい選手
『DNAドラゴングリップ』は擦る打ち方、強く当てる打ち方によってボールが変わるラバーです。この特性を利用して、擦る打ち方と当てる打ち方を試合の中で使っていきたい選手には適しています。
擦ることで粘着らしい浅く強烈に沈むボール、当てることでスピン系テンションのように深く重いボールを繰り出すことができるため、相手の立ち位置やラケットの出る面を狂わすにはうってつけのラバーです。
サーブレシーブが苦手な選手
『DNAドラゴングリップ』は他の粘着性ラバーよりもトップシートがやや柔らかく、ボールを掴みやすくなっています。そのため、サーブでうまく回転がかけられない、レシーブで相手の回転をうまく利用したい、といった選手には最適のラバーです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。「DNA」シリーズの異端児である『DNAドラゴングリップ』を一度使用して、粘着とテンションそれぞれの良さを活かした戦いを考えてみてはどうでしょうか。