三部航平の使用用具・大会成績・プロフィール | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:三部航平(シチズン時計)/撮影:ラリーズ編集部

卓球選手紹介 三部航平の使用用具・大会成績・プロフィール

2020.12.08

文:ラリーズ編集部

岡山リベッツに所属し、世界ランキング過去最高88位(2016年6月)を誇る三部航平(シチズン時計)を紹介します。プロフィール、プレースタイル、使用用具などの基本情報から、世界ランキングに食い込むに至った国際大会での戦績にも触れていきます。

国内外で数多くの実績を残し、日本男子卓球界を盛り上げている23歳の三部航平。今回はそんな三部航平のプロフィールを見てみましょう。

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三部航平とは?

三部航平は2018年第88回大学総合大会、団体の部で優勝を飾った経験のある選手です。青森山田高校時代には森薗政崇と共に全日本選手権男子ダブルスで2連覇を果たしています。

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プロフィール


写真:三部航平(シチズン時計)/撮影:ラリーズ編集部

三部航平は1997年7月13日生まれの23歳(2020年12月現在)です。山形県出身で、幼少期より卓球に慣れ親しみ、幼い頃より全国の舞台で頭角を示していました。

初めて全国で優勝したのは2009年全日本選手権大会(ホープスの部)。2011年全日本選手権大会(カデットの部)14歳以下男子シングルス優勝。齢十二という中学校に入る前にここまでの成績を残しました。

中学は名門で知られる青森山田中学に進学します。親元を離れ自らを鍛える為に単身で寮生活をします。ここで初めて先輩後輩の上下関係を知り、人間力を上げた為に底力が増しました。

2012年全国中学校大会で男子団体、男子シングルス共に優勝。2013年全日本選手権大会ジュニアの部準優勝。中学では名実共に全国屈指の強豪選手に成長しました。

高校も青森山田高校にそのまま進みます。2015年全日本選手権大会男子ダブルス優勝。ジュニア男子準優勝。高校でも鍛練を怠らず、好成績を残しました。森薗政崇との男子ダブルスは歴代最高ペアと呼べるほどの実績となりました。


写真:三部航平と及川瑞基/撮影:ラリーズ編集部

大学では専修大学に進学。鳴り物入りで入った大学では2018年に全日本大学総合大会男子団体優勝を果たしました。2019年1月に日本Tリーグの岡山リベッツと契約しました。

大学卒業後はシチズン時計に所属し、日々練習に励んでいます。2020年の全日本選手権では男子ダブルスで3度目の優勝を飾りました。

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プレースタイル

後陣で構えてラリーに持ち込む裏裏ドライブ型の戦い方をします。カットマンと呼ぶ程ではないが、後陣で構えてドライブ回転をかけた打球で打ち返し相手のミスを誘うのが定石となっています。サーブは非常に回転力のあるサーブを打ち込み、サービスエースを奪います。

また、回り込んでのフォアハンドドライブはとても威力が高く、三部の決め球となっています。特に欠点となる技術はなく、どの場所からでも安定した攻撃が可能な選手です。

使用用具

三部航平はBUTTERFLYの契約選手で、ラケットはインナーフォースレイヤーZLC(バタフライ特注ZLカーボン)で、ラバーはフォア面に「ディグニクス09c」、バック面に「テナジー05」を使用しています。

世界ランキング

三部航平の世界ランキングは過去最高88位(2016年6月)まで行きました。現在は国際大会への出場機会が少なく、349位(2020年12月時点)です。

国内大会での戦績

2009年 全日本選手権 ホープス男子シングルス優勝
2011年 全日本選手権 カデット14歳以下男子シングルス優勝
2012年 全国中学校卓球大会 男子シングルス優勝、男子団体優勝
2013年 全日本選手権 ジュニア男子シングルス準優勝
2014年 全日本選手権 男子ダブルス優勝
2015年 全日本選手権 男子ダブルス優勝、ジュニア男子シングルス準優勝
2018年 全日本大学総合大会 男子団体優勝
2020年 全日本選手権 男子ダブルス優勝

国際大会での戦績

2012年 クロアチアオープン U21男子シングルス優勝
2013年 ベラルーシオープン 男子シングルス準優勝、U21男子シングルス優勝
2014年 チリオープン 男子シングルス優勝、U21男子シングルス準優勝
オーストラリアオープン U21男子シングルス準優勝
ベラルーシオープン U21男子シングルス優勝
2015年 スペインオープン U21男子シングルス準優勝
ベルギーオープン U21男子シングルス優勝
2016年 フィンランドオープン 男子シングルス準優勝
ジャパンオープン U21男子シングルス準優勝
2018年 韓国オープン U21男子シングルス準優勝

まとめ

幼少期よりその才能によって全国に名を馳せてきた23歳の三部航平。常に97年世代のトップで活躍してきた自負を旨に更なる飛躍を期待したいです。

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