王曼昱(ワンマンユ)の使用用具・大会成績・プロフィール | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:王曼昱(中国)/提供:ittfworld

卓球選手紹介 王曼昱(ワンマンユ)の使用用具・大会成績・プロフィール

2019.08.06 文:ラリーズ編集部

2014年、2015年の世界ジュニア選手権で連覇すると、2018年の世界選手権から団体代表に初選出された若手の有力株でもある王曼昱(ワンマンユ・中国)を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても触れます。

2018年に世界選手権の代表初選出を果たすと、同年のアジア大会では優勝し、世界選手権個人戦でも2019年シングルス3位、ダブルス優勝とシニアでも頭角を現してきた王曼昱。今回は、そんな王曼昱のプロフィールを見ていきましょう。

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王曼昱とは?

王曼昱は2014年と2015年の世界ジュニア選手権で同士討ちを制し、連覇を果たしました。その後実力を伸ばし、2018年のワールドカップでは団体メンバーとして出場機会は多くなかったものの金メダルを獲得。世界選手権では2018年のスウェーデン大会にて代表初選出、金メダル獲得に貢献しました。

同年のアジア大会では女子団体に加え、女子シングルスも制しました。2019年には世界選手権ブタペスト大会でシングルス3位、ダブルス優勝、T2ダイヤモンド・マレーシア大会でも準優勝に輝くなど今後日本のライバルになっていくこと間違いなしの王曼昱のプロフィールを見ていきましょう。

プロフィール

王曼昱は、1999年2月9日生まれの20歳(2019年11月時点)。長身を生かし、パワフルなプレーが特徴で次世代のエースとして期待されている選手です。
1990~91年生まれの丁寧(ディンニン)や劉詩雯(リュウスーウェン)の下の世代に1994~95年生まれ朱雨玲(ジュユリン)、陳夢がおり、王曼昱はその下の世代となる。同世代には孫穎莎(スンイーシャ)や陳幸同(チェンシントン)、日本選手では加藤美優らがいます。黄金世代といわれる伊藤美誠平野美宇、早田ひなの2歳上です。

2014年の世界ジュニア選手権で15歳ながら優勝すると、2015年大会でも優勝し連覇を果たしました。その後シニアの大会でも成績を残し続け2018年の世界選手権代表選考会で見事2位に輝き、19歳という若さで自身初の世界卓球の切符を手にしました。予選リーグ、決勝トーナメントと4試合に出場し、シンガポールのエースである馮天薇(フォンティエンウェイ)には敗れたものの3勝1敗の成績を残し、金メダル獲得に貢献しました。

同年のアジア版オリンピックといわれるアジア大会では女子団体だけでなく女子シングルスでも先輩である陳夢に勝利し、実力が世界トップレベルに達していることを証明しました。

ワールドツアーでも着実に成績を残しており、2019年の世界選手権ではシングルス3位、同世代の孫穎莎と組んだダブルスでは日本の早田ひな・伊藤美誠ペアに勝利し優勝を果たしました。T2ダイヤモンド・マレーシア大会では五輪代表争いのライバルである朱雨玲(ジュユリン)に敗れてものの準優勝と若手ながら五輪代表に選ばれる実力を持っている選手です。

プレースタイル

王曼昱の戦型は、右シェーク裏裏ドライブ型です。170後半の高身長を生かしたパワードライブと守備範囲の広さが特徴的な選手です。普通の選手ならば打ち抜ける厳しいフォア或いはバックのコースであってもそのリーチの長さゆえに届いてカウンターを返すという場面も多々あります。特にバックドライブの威力は男子選手並みで、自在にコースを打ち分ける巧さも兼ね備えています。

サーブは下回転や横回転のサーブといった回転量の多さで勝負し、少しでも甘いレシーブが返ってくるとパワードライブで3球目を決めるという展開が多く見られます。
レシーブでは腕の長さを生かし、チキータや台上ドライブなど男子選手のようなレシーブ技術を使用します。

今後の課題として長身選手最大の弱点といわれるミドル処理や若さゆえメンタル面や試合内での戦術変更などといった臨機応変さに欠ける点が挙げられます。メンタル面や戦術面に関しては今後試合を重ねることで克服される可能性があります。

使用用具

王曼昱の使用ラケットはバタフライの木材5枚+アリレートカーボン2枚合板の「張継科ALC」で、ラバーはフォア面は紅双喜の「キョウヒョウ NEO 3」、バック面はバタフライの「テナジー 05」を使用しているようです。

世界ランキング

王曼昱の世界ランキングは2014年の世界ジュニア選手権優勝で2015年1月に36位と上昇しましたが、その後世界大会に出場することが減り2016年中旬では61位となっていました。シニアでも成績を残しつつあった2017年は飛躍の年となり、1月時点では56位だった世界ランキングが12月には8位となり、トップ10入りを果たしました。2018年になってもランキングは上昇し、7月には自己最高の2位になりました。その後は上位をキープしており、2019年11月の最新の世界ランキングでは5位となっています。

国際大会での主な成績

2014年 世界ジュニア選手権 女子シングルス優勝
2015年 世界ジュニア選手権 女子シングルス優勝
2018年 ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン 女子シングルス優勝
世界選手権スウェーデン大会 女子団体優勝
ITTFワールドツアー・香港オープン 女子シングルス優勝
第18回アジア競技大会 女子団体優勝、女子シングルス優勝
2019年 ITTFワールドツアー・カタールオープン 女子シングルス優勝
世界選手権ブダペスト大会 女子シングルス3位、女子ダブルス優勝(孫穎莎ペア)
T2ダイヤモンド・マレーシア大会 女子シングルス準優勝

まとめ

次世代の中国女子エースと期待され、世界選手権、T2ダイヤモンド・マレーシアなどで成績を残している王曼昱。女子選手ながら長身を生かしたプレーが特徴であるため、男子選手のお手本に持なれる選手だ。東京五輪を含め今後も黄金世代である伊藤・平野・早田といった日本の選手の壁となって立ちはだかってくることが予想される。

男子ランキング
2020.08.11
世界
日本
1
樊振東(中国)
17915 pt
2
許キン(中国)
17260 pt
3
馬龍 (中国)
15525 pt
1
張本智和(日本)
13245 pt
2
丹羽孝希(日本)
9570 pt
3
水谷隼(日本)
9045 pt
女子ランキング
2020.08.11
世界
日本
1
陳夢 (中国)
17915 pt
2
伊藤美誠(日本)
15440 pt
3
孫穎莎 (中国)
15165 pt
1
伊藤美誠(日本)
15440 pt
2
石川佳純(日本)
11100 pt
3
平野美宇(日本)
10815 pt