【粒高・カールシリーズ】変化のP1-R、攻撃的なP-2、あなたにピッタリなカールはどれ?|卓球用具紹介 | 卓球専門WEBメディア「Rallys(ラリーズ)」
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2019.07.20
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【粒高・カールシリーズ】変化のP1-R、攻撃的なP-2、あなたにピッタリなカールはどれ?|卓球用具紹介

カール(CURL)シリーズは、VICTAS社がTSPブランドから展開している粒高ラバーシリーズであり、多くの粒高愛好家が使用しているラバーです。1977年、元祖『CURL(カール)』が発売されて以来、様々なシリーズが販売されています。

まさに“魔球”と呼ぶのがふさわしい「変化のあるボール」を生み出すカールシリーズについて、各商品でどのような特長があるのか、どのような選手に適しているのか、カールシリーズを使用している韓国エースカットマンのソヒョウオン選手のコメントを参考にしながら、詳しく見ていきましょう。

カール(CURL)シリーズとは

カールシリーズの起源は1977年にさかのぼります。シートの粒形状が打球時に曲がるということから「CURL(=ねじ曲げる。ひねる)」と名付けられました。この元祖『カール』では、使いやすさよりも誰もが予想できない様な絶対的な変化量を優先、追求されたそうです。発売後すぐの世界選手権では、カールを使用した日本男子代表のカットマン選手がベスト16に入ったという実績もあり、その当時では見たことがないほどの切れ味や変化に誰もが驚愕しました。

カールシリーズの特徴

その後、1999年から『カールP-1R』が発売開始、1981~2001年まで販売し2008年から復刻発売されている『カールP-2』、1985年から発売開始した『カールP-3』、ルール改正に伴い終売となったカールP-3αに代わって、1999年新たに発売された『カールP-3αR』、2008年から発売となった『カールP-H』、そして2011年から発売している『カールP-4』と、現在はこの6種類が販売されています。

6種類展開されているカールシリーズには、それぞれ異なる特長があります。各シリーズの強みを確認しましょう。

シリーズ最大の変化量の『カールP-1R』

カールP1-R

粒が高く、細い『カールP-1R』は、カールシリーズの中でも最大の変化度を誇るラバーです。変化を最大化するために、形状比率で規定範囲ギリギリの設計値で開発されています。また、ゴムの配合においても、打球時の曲がりやすさを引き出せるよう、極めて柔らかな材料が採用されています。

粒高ラバーはカットの際に、相手の軽打に対しては返球が不安定になるというのが定説になっています。しかし『カールP1-R』では威力のある球には強い変化を維持しつつも、軽打に対しても自ら切るカットが可能な設計となっています。

一般的な粒高の最大の問題点は、ツッツキのコントロールが難しいことと、ツッツキが切れないということです。しかし『カールP-1R』は、柔らかな粒が採用されているため、切ったボールを安定して出すことができ、この弱点も克服。これが『カールP1-R』がトップ選手にも愛用される理由になっています。

小塩遥菜

VICTAS契約選手の小塩遥菜選手も実際に『カールP-1Rソフト』を使用しています。

使用選手:ソヒョウオン選手のコメント

『カールP-1Rソフト』を使用している選手として、韓国のエースカットマンソヒョンオン選手」がいます。

写真:ソヒョンオン/提供:VICTAS

ソヒョウオン選手は、この『カールP-1R』について 「いくつかの粒高ラバーをテストした中で『カールP-1Rソフト』を選んだ理由は、世界のトップ選手と渡り合うことができる性能を持っていたからです。『カールP-1Rソフト』は他の粒高ラバーに比べて変化が最も出て、それでいて安定感もあります。相手の強いドライブに対してカットで抑えることができ、カットの回転量も減らずに打ち返すことができています。変化も出るのでプラスチックボールの影響は受けないと思っています。自分では『カールP-1R』で返球した球質が良いと感じ、カットの切れ味も抜群でコントロールしやすいと感じています。ロングカットやショートカット共にやりやすく、満足しています。『カールP-1Rソフト』に変えてから、私の人生は大きく変わりました」 とコメントしています。

まさに、トップ選手から強く信頼されるラバーになっているようです。

安定感と攻撃性を求めるなら『カールP-2』

カールP-2

※(公財)日本卓球協会のルール改定により、2012年6月14日より『カールP-2ソフト』は【表ソフトラバー】に変更となりました。ラージボール競技でも使用できます。

粒が長くて太い『カールP-2』は、変化量は少ないですが、ブロックやカットの安定性と攻撃時のスピードが魅力的なラバーです。粒高は基本的にツッツキのコントロールが難しいですが、『カールP-2』は粒が太いため、不安定な揺れが少なくツッツキがやりやすいのが特徴です。

コントロールとスピードに優れたラバーに仕上がっているため、独特の変化に加えて、攻撃のしやすさに重点を置く選手にぴったりです。カットをすればキレが良く、変化をつけた前陣でのブロックなども可能になります。

相馬夢乃

『カールP-2 ソフト』はVICTAS契約選手の相馬夢乃選手の使用ラバーでもあります。

粒高初心者にもおすすめ!使いやすさの『カールP-3』

カールP-3

『カールP-3』はシリーズの中でも使いやすさを重視して開発されたラバーです。カールシリーズの中では、変化度は中間程度ですが、相手の回転を利用しやすく切れ味も良い一方で、扱いやすさもあるというラバーになっています。

程よい変化と安定感を兼ね備え、扱いやすさはシリーズ一番です。そのため、粒高初心者の方にもおすすめなラバーとなっています。このラバーから始めて、より変化を求めるのであれば『カールP-1R』、さらに安定感や攻撃性を求めるのであれば『カールP-2』など、自身のスタイルに合わせてラバーを選ぶのが良いでしょう。

使いやすさの中に変化を求める『カールP-3αR』

カールP-3α

粒がスリムでソフトになった『カールP-3αR』は、従来のカールシリーズを使った多くの選手からさまざまな意見を吸い上げ、試行錯誤しながらようやく製品化されたラバーです。

「P-1Rでは少し難しい」、「P-1Rの変化に近く、P-3みたいに使いやすくしてほしい」との要望が多くあがっていたため、開発されました。そのような要望に答えるべく、形状比率やゴム配合を徹底的に研究して完成したモデルになっており、使いやすさを保ちつつも最大限変化が出るようなラバーに仕上がっています。

カットマンのための『カールP-4』

カールP-4

「カットマンのためのカール」として誕生した新たなモデルが『カールP-4』。このラバーの特徴は高いバランス性能にあり、幾度となく試験された結果、ラージボールのラバーでも使用される柔らかいスポンジが採用されています。切れ味抜群のP-1Rをベースにしながらも、粒形状は柔らかなスポンジの上でも粒が倒れやすいようにシートが設計されました。

「吸収する安定力」と「相手を困惑させる切れ味」が両立したラバーに仕上がっています。粒高ラバーでのツッツキやカットは安定させるのが難しいですが、『カールP-4』は安定感が非常に高くツッツキやカットのやりやすさが特徴です。

攻撃ができる粒高『カールP-H』

カールP-H

粒が長くて硬い『カールP-H』は、「粒高は柔らかい」という常識を覆したラバーです。VICTAS社が展開する表ソフトラバー『スペクトル』よりも硬く仕上がっています。硬いために粒の揺れが非常に少なく、粒高のあらゆる技術に安定感が生まれます。

攻撃するとスピード性ナックルボールになり、守備においてもコントロール性に優れた安定したカットができる他、粒高では難しかったツッツキもよりやりやすくなっています。「粒高=守備向けラバー」という固定概念から脱却し、「攻撃ができる粒高ラバー」という新たなジャンルのラバーになっています。

まとめ

カールシリーズは、様々なプレースタイルに合わせてシリーズが展開されています。

・シリーズ最大の変化量の『カールP-1R』
・安定感と攻撃性を求めるなら『カールP-2』
・粒高初心者にもおすすめ!使いやすさの『カールP-3』
・使いやすさの中に変化を求める『カールP-3αR』
・カットマンのための『カールP-4』
・攻撃ができる粒高『カールP-H』

自身のプレースタイルに合わせた商品をぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。

文:ラリーズ編集部
写真提供:株式会社VICTAS

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