卓球用具紹介 [PR] 【卓球】テナジー64の性能を徹底レビュー 幅広い年代のニーズを満たすハイスペックラバー
2023.02.19
「テナジーシリーズ」は、株式会社タマスによる卓球ブランド「バタフライ」のラバーシリーズのひとつで、その性能の高さで発売から10年以上経った今でも、驚異的なセールスを続けているメガヒット商品です。
今回は、そんなテナジーシリーズの中でも、「シリーズ最速」の異名を持ち、トップ選手にも愛用者が多い『テナジー64』について紹介します。
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このページの目次
『テナジー64』とは?
『テナジー64』は、2009年4月1日にバタフライから発売されたハイテンション裏ソフトラバーです。スポンジ硬度は36度でスポンジの厚さは「トクアツ」「アツ」「中」の3種類があります。色は、赤と黒の2色が発売されています。2009年の全日本選手権で水谷隼さんが『テナジー64』を使って優勝したことで、発売前から非常に注目を集めていたラバーでもあります。
テナジーシリーズの中でもコントロール性能とスピードに優れている『テナジー64』。その秘密は、ラバーに採用されている、「スピード性能が高い」と評価された“開発コードNo.64”のツブ形状です。このツブ形状により、インパクト時にボールを包みこみ、高速の打球を放つことが可能になります。
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『テナジー64』の特徴
先述の通り、『テナジー64』の最大の特徴はスピードとコントロール性能の高さです。テナジーシリーズの中では、比較的柔らかめということもあり、ボールがラバーにしっかり食い込みやすい構造になっています。そのため、テンポの早いラリー戦で特に力を発揮します。
さらに、『テナジー64』は球威も回転量も高いレベルで備えています。その秘密は、テナジーシリーズ共通の「スプリングスポンジ」とバタフライ独自の技術である「ハイテンション技術」にあります。
「スプリングスポンジ」は、大きな気泡を内包したスポンジで、バネ(スプリング)のように縮んでボールをはじき出すことで、回転やスピードを自由に調整することを可能にします。そして、「ハイテンション技術」とは、ラバーの表面とスポンジに使われているゴムの分子に「テンション」を加える技術のことで、これにより、エネルギーロスを抑え、スピード性能や回転性能、コントロール性能が大きく向上します。
つまり、この二つを備えた『テナジー64』に、「球威不足」という概念は存在しない、ということです。
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『テナジー64』が向いているプレーヤー
では、『テナジー64』が向いているプレーヤーを紹介します。
プレーヤー①:パワーはないが球威を上げたい選手
『テナジー64』が向いているプレーヤー1人目は、パワーはないが球威を上げたい選手です。
ラバーは、硬めのものほど球威を出せますが、それと同時にしっかりとしたインパクトが必要になります。その点、この『テナジー64』は「コントロール性能の高さ」と「高い球威」を高次元で両立するラバーのため、「パワーに自信はないけど、強い球を出したい」という選手にピッタリです。
プレーヤー②:前~中陣で連打をする選手
『テナジー64』が向いているプレーヤー2人目は、前~中陣で連打をする選手です。
スピードとコントロール性能に優れているため、ピッチの速い連打で相手を崩していくプレーが可能です。また、パワーがなくても強い球が出せるため、前~中陣を主戦場とする女子選手には特にオススメです。
プレーヤー③:コントロール重視の中~上級者
『テナジー64』が向いているプレーヤー3人目は、コントロール重視の中~上級者です。
『テナジー64』は球威もあってコントロール性能も高いため、多少体勢が崩れたりスイングが乱れたとしても、しっかりと台に収まり、尚且つ威力のある打球ができます。
中~上級者になるとドライブなどの決め球には、安定性に加えて球威も求められる場面が増えると思いますが、その第一歩として、この『テナジー64』は期待以上の性能を発揮してくれます。
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まとめ:『テナジー64』で勝てる卓球を実現しよう
『テナジー64』は、幅広い年代のニーズを満たすハイスペックなラバーです。女子選手にオススメと書きましたが、もちろん男子選手でも十分に性能の高さを実感できると思います。
発売当初から値上がりして、決して安くはないラバーになってしまいましたが、その値段に見合う性能をこのラバーは持ち合わせていると断言できます。また、「一度、テナジーを使ってみたい」というプレーヤーのための、「テナジーシリーズ入門編」としてもオススメできます。是非一度、試してみてはいかがでしょうか?