水谷隼も使用!?回転とスピードのバランスに優れたタマスのラバー「テナジー80」を分析

水谷隼(木下マイスター東京)


テナジー80は、回転とスピードのバランスが優れたラバーで、バタフライでお馴染みのタマス社が販売するものです。このテナジー80が持つ特徴と、向いているプレーヤーをご紹介します。テナジー80があなたに合っているのかなどをチェックしてみてください。

テナジー80とは?

テナジー80とは、卓球用品ブランド「バタフライ」を手掛ける、東京都杉並区の株式会社タマスが販売しているラバーです。2013年1月21日に発売され、ハイテンション裏ラバーに分類されます。同社の性能表示によるとスピードは13.25、スピンは11.25、スポンジ硬度は36です。硬さについては平均的レベルといわれています。

テナジーシリーズは、ハイテンションラバーとして世界的に有名で、国内外のトップレベルの選手が利用していることで知られています。もちろんアマチュアの中でも広く利用されています。特にテナジー80は、水谷隼選手や、中国の張継科選手が使用しているなど、ラリーのセンスのあるオールラウンドプレーヤーが好んで使っています。(使用選手は2018年11月時点)

テナジー80の特徴

トップレベルのプレーヤーたちが活用しているテナジー80の特徴をみていきましょう。

●05と64の中間を追い求めた「開発コードNo.180」を採用
テナジー80の1番の特徴といえるのが「開発コードNo.180」を採用した点にあるといわれます。これはタマス社による開発コードのことで、同じテナジーシリーズである「テナジー05」と「テナジー64」の中間の性能を獲得することを目的としたコードのことです。
このテナジー80には、開発当初の100種類以上に加えて、さらに多くのツブ形状が研究され、直径、高さ、間隔をより細かく変えて試験が行われた結果、「回転性能とスピード性能のバランスが優れている」と評価された開発コードだといいます。徹底的な研究開発のもとに選びぬかれたツブ形状を採用しており、ドライブ、スマッシュ、カウンターなどスタイルを選ばないオールラウンドなプレーが実現するといわれるラバーというのが主な特徴です。

●球離れが良い
テナジー80は従来のテナジーシリーズよりも、球離れがよくスピード感が勝るなどと表現されています。テナジーシリーズの中でも球離れが良いというのは、テナジー80の一つの大きな特徴といえます。

●グッと掴む感じは弱い
テナジー80は、従来のテナジーシリーズのラバーと比べて、押したときの弾力が強いことから、グッと掴んで打ち返す感覚は弱いといわれることもあります。まさにトッププレーヤー好みの仕様になっているようです。

テナジー80に向いているプレーヤー

続いて、このテナジー80に向いているプレーヤーをご紹介します。

●上級プレーヤー
テナジーシリーズの中でもそのパワーと安定さのバランスが取れていることから、実際にプロの選手にも愛用されています。高いレベルでその性能を得たいプレーヤーにおすすめのラバーです。実際に使っている上級プレーヤーからは、すごく使いやすいという声も挙がっています。なぜなら、下がって打ち合うシーンでも、カウンタープレーでもやりやすいからだといいます。また、スピード性能についても他のラバーと比べて評価されています。

●パワーのあるプレーヤー
テナジー80は、パワーのあるプレーヤーに向いているといわれています。スポンジの硬度から、このテナジー80はパワーが少ない場合に使いこなせない可能性があるためです。男子選手はもちろん、パワーに自信のあるプレーヤーに適しているといえるでしょう。

まとめ

テナジー80は、テナジーシリーズの中でも回転とスピードの性能バランスが非常に優れているといわれているラバーです。プロの選手にも愛用者がいる、まさにトップ志向のラバーです。上級者やパワーヒッターに向いているといわれるため、それらに当てはまるプレーヤーはもちろん、ステップアップしたいと考えている中級者の方も、マークしておくべきラバーともいえます。ラバーの特徴をしっかりと掴んだ上で活用してみてはいかがでしょうか。

写真、文:ラリーズ編集部

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