卓球用具紹介 [PR] 【卓球】正宗の性能を徹底レビュー プロ選手監修のカットにも攻撃にも強いヤサカの新ラケット
2023.04.30
「ラクザ」シリーズや「馬林」シリーズと、ラバー、ラケット問わず名作を売り出してきたヤサカが新たなラケットを開発しました。それが、『正宗』です。
今回は、『正宗』を徹底分析し、オールラウンダーをうならせるラケットの性能はどのようなものか、どのような選手に適しているのかを見ていきましょう。
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このページの目次
『正宗』とは?
『正宗』は、2022年3月にヤサカから発売された3枚合板ラケットです。ヤサカと言えば、ラバーでは「マークV」シリーズや「エクステンド」シリーズ、そして「ラクザ」シリーズと名作を輩出してきています。
またラケットでも、2008年の北京五輪王者である馬林監修の「馬林」シリーズやカーボンラケットの「リーンフォース」シリーズ、木材合板の「スウェーデン」シリーズと好評な製品を生み出してきています。
写真:英田理志(愛媛県競技力向上対策本部)/撮影:ラリーズ編集部
そして2022年に新たな契約選手モデルとして発売されたのが『正宗』です。両面に裏ソフトを貼るカットマンとして国内外で活躍する英田理志(愛媛県競技力向上対策本部)が監修した『正宗』の基本的な特徴から詳しく見ていきましょう。
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『正宗』の板厚・重量
板厚
『正宗』の板厚は7.2mmです。3枚合板に限らず全ラケットの中でも厚めの部類に入ります。板厚が厚めのラケットは打球にスピードが出やすくなりますが、その分重さが増えてしまうことがデメリットとなります。
重量
『正宗』の重量は85g前後です。全ラケットの中でも標準的な重さで、打球の威力と安定感のバランスに優れた重さであると言えます。
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『正宗』の特徴
特徴➀:スピードを引き出す桧材
『正宗』の特徴1つ目は、しなりとスピードを引き出す桧材です。
『正宗』の基本構成は桧材を3枚組み合わせた木材の3枚合板ラケットです。桧材は柔軟性を持ちながらも反発力を持ち合わせた木材で、高反発の攻撃用ラケットに使われることが多いです。
特徴➁:しなりやすい3枚合板
『正宗』の特徴2つ目は、しなりやすい3枚合板ラケットであることです。
一般的に木材合板は板の枚数が多ければ多いほどスピードが出やすくしなりにくくなりますが、3枚合板はスピードが出にくいけれどもしなりやすく安定感のあるボールを出しやすいという特徴があります。『正宗』は桧材を使用して板厚を厚くすることでスピードの面も補っています。
特徴➂:カットから攻撃まで対応可能
『正宗』の特徴3つ目は、カットから攻撃まで対応可能なラケットであることです。
英田の様なプレースタイルで真価を発揮するラケットになるように、しなりを活かしてカットを抑えやすく、攻撃時にはスピードが出る木材ラケットとして『正宗』は位置づけられています。
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『正宗』に向いているプレーヤー
ではどのような選手に『正宗』が適しているのかを見ていきましょう。
選手➀:英田のプレーに憧れる選手
『正宗』が適している選手1人目は、英田のプレーに憧れる選手です。
英田のように、カットもしながら要所で攻撃を織り交ぜるオールラウンダーとしてプレーしていきたい選手は『正宗』を活かすことができそうです。
選手➁:弾みのあるラケットでカットをしたい選手
『正宗』が適している選手2人目は、弾みのあるラケットでカットをしたい選手です。
『正宗』は他のカット主戦型用ラケットに比べて攻撃面を重視しているため弾むようになっています。カット用ラケットからの移行は慣れが必要ですが、弾むラケットでカットをしていきたい選手は『正宗』を使用してみる価値がありそうです。
選手➂:桧の打球感が好きな選手
『正宗』が適している選手3人目は、桧の打球感が好きな選手です。
桧材の掴みながら飛ばすような打球感が好みの選手は『正宗』がおすすめです。また板厚も7.2mmと他のラケットよりも厚めにできているので、ラケットでボールを飛ばしたい選手にも『正宗』が適しています。
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まとめ:『正宗』で勝てる卓球を実現しよう
英田理志のプレーを最大限に引き出す『正宗』を一度使用して、カットから攻撃まですべての技術を発揮できるオールラウンダーになってみませんか。