"ダブルみゆう"のスーパープレーも 国際卓球連盟、2019年名ラリーをピックアップ | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:グランドファイナルで笑顔のピース!長﨑美柚(左)・木原美悠/撮影:ラリーズ編集部

卓球×SNS “ダブルみゆう”のスーパープレーも 国際卓球連盟、2019年名ラリーをピックアップ

2020.04.03

文:ラリーズ編集部

2日、国際卓球連盟(ITTF)がTwitterを更新。2019年に生まれた名ラリーの中から、トップ10を選んだ動画を再び公開し、「あなたの一番のお気に入りは?」とのコメントとともに投稿した。

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ダブルみゆうペアや、日本女子最強カットマンのプレーなどが選出


写真:長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園・写真左)/木原美悠(JOCエリートアカデミー・写真右)ペア/提供:ittfworld

日本からは、グランドファイナル準決勝での、笑顔絶やさぬダブルみゆうペアと超攻撃力を誇る中国ペアの名ラリーや、日本最強のカットマン・佐藤瞳(ミキハウス)がリオ五輪女王・丁寧(ディンニン)相手に見せた、これぞ佐藤というような粘りに粘って女王のミスを誘ったロングラリーがピックアップ。ミスをした丁寧が思わず崩れ落ちるほどの見応えあるプレーだった。

他にも、平野美宇(日本生命)相手に北米の期待の若手、チャン・リリー(アメリカ)が見せた、まるで男子選手のような高いロビングから反撃した好プレーも選出された。

日本の大黒柱・水谷隼の2つのラリーもトップ10に


写真:水谷隼(木下グループ)/提供:ittfworld

ラリーの名手、水谷隼(木下グループ)の披露した迫力ある2つの打ち合いもトップ10に。

まずはアフリカの星、クアドリ・アルナ(ナイジェリア)相手に、3-3の8-9と緊迫した場面で見せたラリー。抜群の身体能力でボールに食らいつくアルナを、右へ左へ振り回して点をもぎ取った。


写真:最強左腕・許昕(シュシン・中国)/提供:ittfworld

そして、水谷と世界最強のペンドラ・許昕(シュシン)のダイナミックな打ち合いもピックアップ。フォア対フォアの凄まじい引き合いから不利な体勢に追い込まれた許昕だが、そこから裏面ドライブを2連発。最後は立て直した最強左腕の威力あるドライブに返球が台を外れ、ミスした水谷は思わず苦笑い。リオ五輪団体戦決勝戦を彷彿とさせる好ラリーだった。


写真:ティモ・ボル(ドイツ)/提供:ittfworld

海外選手では、ドイツの皇帝、ティモ・ボルが世界王者、馬龍(マロン・中国)に対して見せたスイッチハンドや、異次元の軌道を描いた許昕の後陣カットなど、一度見たら忘れられない数々の名プレーがピックアップ。

あなたのお気に入りのプレーは一体どれだろうか。コロナウイルスの影響で満足に練習できない日が続く中、この動画はモチベーション維持にも一役買ってくれそうだ。

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