"台湾の神童"林昀儒、水谷も所属したロシアの卓球強豪チームへ | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:林昀儒(リンインジュ)/提供:ittfworld

卓球ニュース “台湾の神童”林昀儒、水谷も所属したロシアの卓球強豪チームへ

2020.06.11

文:ラリーズ編集部

ヨーロッパ卓球連合(ETTU)は、ロシア・プレミアリーグのオレンブルクに林昀儒(リンインジュ・チャイニーズタイペイ・最新世界ランキング7位)が加入することを発表した。

オレンブルクは、過去には水谷隼(木下グループ)も所属した強豪チームで、世界トップ10に入る林昀儒が入り、さらにチーム力が強化される。

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台湾の神童がロシアリーグに参戦

台湾の神童こと林昀儒は、張本智和(木下グループ)と並び、世界中から注目を集めている若手選手だ。2019年は飛躍の年となり、ジャパンオープン準優勝やT2ダイヤモンド・マレーシア優勝、ワールドカップ3位と輝かしい成績を収め、世界トップクラスの選手に成長した。日本のTリーグにも岡山リベッツから1stシーズン、2ndシーズンと2期連続で参戦していた。


写真:Tリーグでも2季プレーした林昀儒/提供:©T.LEAGUE

オレンブルクのアンドレーエフ副会長兼ヘッドコーチは「7月1日からチャイニーズタイペイ代表の18歳・林昀儒が当クラブでプレーすることになりました。彼は荘智淵(チュアンチーユエン)の代わりにチームでプレーします」と発表している。

オレンブルクが更なる強化

ヨーロッパ各リーグの上位チームが参戦するチャンピオンズリーグでは、オレンブルクは2019年王者に輝き、2020年大会も準決勝まで勝ち進んでいた。新型コロナウイルスの影響で大会は中断となったが、選手たちは徐々に練習を再開しているという。

オレンブルクには、現在ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ・同11位)、マルコス・フレイタス(ポルトガル・同25位)、ブラディミル・サムソノフ(ベラルーシ・同26位)ら世界の名だたる実力者が名を連ねている。

水谷も所属時は「ドリームチーム」と称したオレンブルク。世界ランク7位の林昀儒が加入し、チームの層の厚さが増すこととなった。

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