文:ラリーズ編集部
卓球Tリーグでは続々とサードシーズンの陣容が固まりつつある。
また、日本国内の大会は一部中止となったが、ドイツでは卓球が再開している。ブンデスリーガではプレーオフが行われ、優勝チームが決まった。
6月8日週にあった主な卓球トピックを紹介する。
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Tリーグ
岡山リベッツ
卓球Tリーグ男子・岡山リベッツは、韓国代表の李尚洙(イサンス)、趙大成(チョデソン)とサードシーズン契約合意したことを発表した。
写真:趙大成(岡山リベッツ)/提供:©T.LEAGUE
7年以上にわたり韓国代表として活躍している李尚洙は、威力のあるドライブ攻撃が特徴。Tリーグ・1stシーズンでは5勝をあげ、チームのプレーオフ進出に貢献した。また、趙大成は、昨季11月からTリーグに参戦し、木下マイスター東京戦で張本智和選手を破るなど、6勝1敗と活躍を見せた。
T.T彩たま
また、同じくTリーグ男子・T.T彩たまは、韓国のサウスポー林鐘勲(イムジョンフン)と契約合意に至ったことを発表した。T.T彩たまは4月25日に同じく韓国の趙勝敏(チョスンミン)とも契約しており、2人目の韓国選手加入となる。
日本生命レッドエルフ
Tリーグ女子・日本生命レッドエルフは、ホームタウンの大阪府貝塚市にオンライン上でセカンドシーズン優勝報告会を行った。
写真:オンライン会見で決めポーズをとる各選手/提供:日本生命レッドエルフ
報告会には、Tリーグから松下浩二チェアマンが、日本生命レッドエルフからは村上恭和総監督、森さくら、平野美宇、早田ひな、前田美優ら選手・スタッフが参加した。
東京五輪代表候補選手でもある平野美宇は「貝塚市をはじめとする皆さんの応援が凄く力になりました。サードシーズンも日本生命レッドエルフの優勝に貢献できるように頑張りたいと思います」と今季への意気込みを口にした。
国内大会の中止
8日、公益財団法人日本卓球協会(JTTA)は、2020年全日本卓球選手権大会(マスターズの部)と、第54回全日本社会人卓球選手権大会の2大会の中止を発表した。既に中止を決定している11大会に加え、現時点で13大会が中止となった。
JTTAは単独主催の全国大会については、150日前までに開催の可否を判断するとしており、今後も大会開催に関する発表が注目される。
ヨーロッパの卓球動向
ブンデスリーガプレーオフ
ドイツの卓球リーグ・ブンデスリーガでは、シーズン優勝を決めるプレーオフが行われ、シーズン1位のザールブリュッケンが嬉しい初Vを決めた。
写真:パトリック・フランチスカ/提供:ittfworld
元中国代表左腕の尚坤(ジャンクン)、ドイツの主砲・パトリック・フランチスカ、スロベニア期待の若手・ダルコ・ヨルジッチの活躍で、準決勝でシーズン4位のブレーメン、決勝で昨季王者のオクセンハウゼンを下し、見事優勝を勝ち取った。
6月8日週公開のインタビュー
全農特集
>>「再開後も変わらずサポート」卓球を支えてきた全農の10年間とこれから(前編)
>>小学生から大人まで 全農が幅広い世代の卓球をサポートするワケ(後編)
大成女子高校特集
写真:大成女子高メンバー/撮影:ラリーズ編集部
>>“幻のインターハイ”優勝候補 全日本ジュニア女王擁した大成女子高校卓球部
>>挫折を乗り越えた「負けじ魂」で世界へ 唯一無二のプレースタイル、出澤杏佳
頭で勝つ!卓球戦術著者
>>『頭で勝つ卓球戦術』シリーズ著者・若槻軸足が社会人で全国5回でられたワケ