文:ラリーズ編集部
卓球Tリーグ男子・T.T彩たまは12日、Tリーグ2021-2022シーズン(4thシーズン)始動記者会見を行った。
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坂本監督が昨シーズン振り返りと来シーズンの抱負語る
会見には代表取締役の柏原哲郎氏の他、坂本竜介監督兼執行役員、岸川聖也コーチ、神巧也、英田理志、松平健太の昨季メンバーに加え、新加入の上田仁と丹羽孝希も登場した。
写真;坂本竜介監督/撮影:ラリーズ編集部
坂本監督からは、2020-2021シーズンの振り返りと、2021-2022シーズンに向けてのチーム方針が語られた。
2020-2021シーズンの振り返り
サードシーズンは海外選手をメインに考えている中で、コロナ禍でもろ直撃を食らいまして、チームは残念ながら5勝16敗と最下位になってしまいました。
厳しい戦いの中で、勝つことの難しさをより感じ、どうやったら勝てるんだと毎日悩みました。ただ、その中でもネガティブなことだけではなく、英田であったり、曽根・篠塚がベストペア賞を獲ったりですとか、育成の方に力を強めて、選手が伸びたというところはポジティブな面もあったと思います。
2021-2022シーズンに向けてのチーム方針
写真:新加入の丹羽孝希(写真手前)と上田仁(写真奥)/撮影:ラリーズ編集部
1年をかけて育成をしたからと言って、優勝ができるかと言えばなかなか難しいという考えと、次の4thシーズンはまだコロナがあるんじゃないかと考えたときに、日本選手の補強がマストだなと考えました。
丹羽、上田と新しいメンバーを加えて、今までの英田、松平、神、曽根、篠塚、海外選手、そして新メンバーで優勝を狙おうと。
そして、優勝を狙うためには必ずこのメンバーが必要だと思いましたので、素晴らしいチーム作りができ、そして新シーズンもスタートできるのではないかと思っております。悔しかったサードシーズンの思いを新シーズンに向けて、優勝を目指してみんなで頑張っていきたいと思います。
ミッション・ビジョン・バリューも発表
会見では、T.T彩たまの企業方針として、ミッション(使命、存在意義)、ビジョン(なりたい姿)、バリュー(大切にする価値観)も発表された。
写真:代表取締役の柏原哲郎氏/撮影:ラリーズ編集部
ミッション
社会に必要とされるかけがえのないチームであり、子どもたちのあこがれの存在となる。
ビジョン
常に卓球界をリードし、世界No.1の卓球クラブになる
T.T彩たまファミリーの輪を広げ、地域のシンボルになる
バリュー
・純粋で美しい心
素直な気持ちで接しているか、子どものようにピュアであるか
・感動の創造
人の心を動かしているか、感動できる心を持っているか
・変革への挑戦
熱い思いでチャレンジしているか、これまでの常識にとらわれていないか
2021-2022シーズンのT.T彩たまメンバー(4月12日時点)
監督
坂本竜介
コーチ
岸川聖也
選手
神巧也
リアム・ピッチフォード(イングランド)
英田理志
松平健太
篠塚大登
林鐘勲(イムジョンフン・韓国)
トルルス・モーレゴード(スウェーデン)
曽根翔
上田仁
丹羽孝希
T.T彩たま・坂本竜介監督インタビュー
写真:坂本竜介監督(T.T彩たま)/撮影:保田敬介
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