全日本見どころ・宇田幸矢編 永遠のライバル撃破し2連覇なるか<全日本卓球2021> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:宇田幸矢(明治大学)/撮影:ラリーズ編集部

全日本 全日本見どころ・宇田幸矢編 永遠のライバル撃破し2連覇なるか<全日本卓球2021>

2020.12.28 文:ラリーズ編集部

昨年、怒涛の快進撃を見せ、決勝では張本智和(木下グループ)に大接戦の末勝利した宇田幸矢(明治大学)。その後も、ハンガリーオープンシングルスで準優勝を果たし、今シーズンのTリーグで首位を独走する琉球アスティーダをけん引するなど、確かな実力を示している。

そこで今回は、そんな宇田の全日本のトーナメントの見どころを紹介。水谷隼(木下グループ)以来の大会2連覇を目指す宇田のライバルとなるのは、一体どの選手なのか。

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現役日本代表&Tリーガーと激突か

今大会第1シードの宇田は、4回戦から登場する。そこで順当に勝ち進んでいった場合、6回戦で二人の実力者のどちらかと当たる可能性が高い。


写真:森薗政崇(BOBSON)/撮影:ラリーズ編集部

一人目は森薗政崇(BOBSON)だ。森薗は、Tリーグ岡山リベッツに所属する現役Tリーガーでありながら、先日度重なる延期の末中止が発表された2020年世界選手権団体戦の日本代表メンバーに宇田と共に選出されていた。まさに日本を代表するトッププレイヤーの一人だ。

昨年の全日本では曽根翔(愛工大名電高)に敗れ、上位進出は叶わなかったが、実力は折り紙つきだ。

森薗の戦型は、左シェーク裏裏ドライブ型。前陣に張り付いて、チキータからの高速両ハンドドライブで攻める、超攻撃的なプレースタイルだ。個々の技術の高さに加えて、抜群のフットワークから生み出される強烈なフォアハンドドライブは、日本はもちろん世界のトッププレイヤーたちからも恐れられている。


写真:森薗政崇/撮影:ラリーズ編集部

そんな森薗は全日本での宇田との対戦歴はなく、もし勝ち上がってくれば、全日本初対戦となる。直近の対戦は11月に行われたTリーグの試合で、そのときは宇田が3-1で勝利しているが、全日本6回戦は4ゲーム先取の7ゲームスマッチ。森薗がリベンジを果たしてもおかしくはない。


写真:町飛鳥(鹿児島県体育協会)/撮影:ラリーズ編集部

二人目は町飛鳥(鹿児島県体育協会)だ。森薗と同じく岡山リベッツに所属する町は、2014年全日本シングルス準優勝、昨年はベスト8に進出した実力者。青森山田中高時代には、森薗や丹羽孝希(スヴェンソン)とダブルスを組んでいたことでも知られている。

町の戦型は、右シェーク裏裏ドライブ型。森薗のように、フットワークを活かした超攻撃的プレーよりは、どちらかと言えば安定を重視したミスの少ないプレーを特徴としている。しかし、もちろん強打を放ったときの威力はすさまじく、特にフォアハンドドライブは抜群の破壊力を持つ。


写真:2020年全日本卓球選手権の町飛鳥(鹿児島県体育協会)/撮影:ラリーズ編集部

また、森薗と同じく、町も全日本で宇田と対戦したことはない。もし勝ち上がっていけば初対戦となる。安定感抜群の町を、宇田は得意のパワフルな両ハンドドライブで攻略できるか。

そして、森薗と町は、宇田との対戦の前に、勝ち上がっていけば5回戦で激突する。こちらの対戦も注目したい。

進化を遂げた五輪代表に打ち勝てるか

2連覇を目指す宇田の最大の壁となるのは、やはり張本智和だろう。第1シードの宇田と第2シードの張本は、勝ち上がっていけば昨年同様決勝で相まみえる。


写真:張本智和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

今シーズン、新型コロナウイルスの影響で数多くの大会が中止となり、多くの選手は実戦の場を失った。強化が難しくなり、なかなか成長のキッカケを掴めなかった選手も大勢いただろう。

そんな中張本は、自粛期間中にフォームの大改造を行い、11月のワールドカップとファイナルズで確かな成長を見せた。得意のバックハンドに加えて、苦手とされていたフォアハンドの威力と安定性が向上。ワールドカップの馬龍(マロン・中国)戦がその最たる例だ。

そんな張本は、2018年大会以来の優勝を当然狙ってくる。昨年の決勝で宇田が展開した、「フォアサイドへのハーフロングサーブを打たせてカウンター」の戦術も、当然対策してくるだろう。

ジュニア時代から凌ぎを削ってきた宇田と張本は、まさに永遠のライバルと言える。2018年の全日本ジュニア決勝では張本が勝利し、昨年は一般の部で宇田がリベンジを果たす形となった。今回勝利の女神は、果たしてどちらに微笑むのだろうか。

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