3年・篠原夢空、同校対決制す　2冠懸け1年・張本美和との決勝へ＜全中女子シングルス準決勝＞

写真：篠原夢空/撮影：ラリーズ編集部

大会報道 3年・篠原夢空、同校対決制す　2冠懸け1年・張本美和との決勝へ＜全中女子シングルス準決勝＞

2021.08.26

＜第52回全国中学校卓球大会　日時：8月24日～26日　場所：日環アリーナ栃木＞

26日、全国中学校卓球大会は最終日を迎え、女子シングルス準決勝が行われた。

ノーシードから勝ち上がってきた竹谷美涼（貝塚第二）と篠原夢空（貝塚第二）の同校対決は、ゲームカウント3-2で篠原に軍配が上がった。また、張本美和（川中島）は、準々決勝で吉本はな（貝塚第二）を下した鈴木美咲（山陽学園）をストレートで完封。堂々の決勝進出を果たした。

決勝では篠原と張本が激突する。3年生の篠原が団体と合わせて2冠を達成するのか、1年生の張本が全中初優勝を達成するのか。注目必至の一戦となる。

女子シングルス準決勝結果

写真：張本美和/撮影：ラリーズ編集部

〇篠原夢空（大阪・貝塚第二）3-2 竹谷美涼（大阪・貝塚第二）
鈴木美咲（岡山・山陽学園）0-3 張本美和（神奈川・川中島）〇

篠原夢空（大阪・貝塚第二）- 張本美和（神奈川・川中島）

「全中」と呼ばれることが多い全国中学校卓球大会は、大学生の全日学（インカレ）、高校生の高校総体（インターハイ）と並んで学生卓球の頂点を決める大会である。

試合は男女団体と男女シングルスの計4種目で行われる。団体は6人で、4シングルスと1ダブルスで重複ができないシステムとなっている。出場可能な選手は各ブロックの代表チームや選手に加え、開催地代表枠と、日本卓球協会の推薦枠が存在する。

写真：台のアルコール消毒を行う審判員/撮影：ラリーズ編集部

今大会もコロナ対策が施されている。試合以外でのマスクの着用や、検温・消毒についても選手や審判員が徹底している。