王者の壁は厚く 愛工大名電が3連覇達成<インターハイ 男子団体結果> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

大会報道 王者の壁は厚く 愛工大名電が3連覇達成<インターハイ 男子団体結果>

2018.08.08

文:ラリーズ編集部

*写真は2018ワールドツアージャパンオープンの田中佑汰(愛工大名電)

<第87回全国高等学校卓球選手権大会 2018年8月3日〜8日>

3日から8日かけて、高校日本一を決める戦いである全国高等学校卓球選手権大会(以下、インターハイ)が愛知県にて開催された。

7日、男子団体決勝が行われ、3連覇をかけて臨む愛知工業大学付属名電高校(愛知県・以下、愛工大名電)と、鶴岡東(山形県)との対決になった。鶴岡東は、準々決勝ではリオオリンピック銀メダリストの吉村真晴その弟の吉村和弘の出身校である名門・野田学園(山口県)を下し、準決勝では昨年準優勝の遊学館(石川県)を破る活躍を見せ、勢いに乗っていた。

勝負を分けたのは、1番手であった。愛工大名電1年生の曽根翔と鶴岡東のエースであり主将の中橋敬人の対決で、中橋が2ゲームをリードし、勝負あったかと思われたが、そこから曽根が驚異的なメンタルで3ゲームを取り返し、逆転勝利。1年生の逆転勝利で勢いづいた愛工大名電はシニアの国際大会などの経験も豊富なエース・田中佑汰が2番手のシングルス、そして3番手のダブルスで勝利を挙げ、愛工大名電は地元愛知での嬉しい優勝となった。

インターハイ 男子団体決勝 結果

愛工大名電 3-0 鶴岡東

◯曽根翔 3-2 中橋敬人
10-12/11-13/11-2/11-4/11-6

◯田中佑汰 3-0 小松隼大
11-5/11-8/11-5

◯田中佑汰/加山裕 3-0 中橋敬人/星翔太
11-6/11-8/11-6

インターハイ 男子団体 結果

<優勝>
愛知工業大学付属名電高校(愛知県)

<準優勝>
鶴岡東高等学校(山形県)

<ベスト4>
遊学館高等学校(石川県)、滝川第二高等学校(兵庫県)

写真:松尾/アフロスポーツ