13歳・張本美和、世界ランク10位から金星 次戦は中国選手と<卓球・WTTコンテンダードーハ2022> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本美和(木下卓球アカデミー)/提供:WTT

大会報道 13歳・張本美和、世界ランク10位から金星 次戦は中国選手と<卓球・WTTコンテンダードーハ2022>

2022.03.23

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTコンテンダードーハ2022 日時:3月18日~24日 場所:ドーハ>

22日、WTTコンテンダードーハ2022は大会5日目を迎え、女子シングルス2回戦で張本美和(木下卓球アカデミー)が世界ランキング10位の馮天薇(フォンティエンウェイ・シンガポール)をゲームカウント3-1で下した。

22日総括

予選から勝ち上がり、1回戦でハナ・マテロワ(チェコ)を下した13歳の張本は2回戦で馮天薇と対戦。ロンドン五輪銅メダリストで世界ランキング10位の実力を持つ馮天薇にゲームカウント3-1で勝利し、準々決勝進出を決めた。準々決勝では、張瑞(ジャンルイ・中国)と対戦する。

その他、木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)は田志希(チョンジヒ・韓国)、加藤美優(日本ペイントマレッツ)はヤン・シャオシン(モナコ)を下し、準々決勝に進出した。準々決勝では、木原と加藤の同士打ちとなる。


写真:及川瑞基(木下グループ)と神巧也(T.T彩たま)/提供:WTT

男子ダブルス準々決勝では、及川瑞基(木下グループ)/神巧也(T.T彩たま)ペアがクリスティアン・カールソン/マティアス・ファルク(ともにスウェーデン)ペアと対戦。フルゲームまで追いつめるもあと一歩及ばず、ゲームカウント2-3で敗れた。


写真:YUAN Licen(中国)/提供:WTT

また、海外勢ではYUAN Licen(中国)が林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)を、トミスラブ・プツァル(クロアチア)が黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)を下した。

22日日本選手試合結果

男子シングルス2回戦

神巧也 0-3 アレクシス・ルブラン(フランス)〇
2-11/8-11/3-11

女子シングルス2回戦

〇張本美和 3-1 馮天薇(フォンティエンウェイ・シンガポール)
11-5/13-11/11-13/11-7

〇木原美悠 3-1 田志希(チョンジヒ・韓国)
11-2/11-6/6-11/11-7

〇加藤美優 3-1 ヤン・シャオシン(モナコ)
7-11/11-5/11-8/12-10

長﨑美柚(日本生命) 0-3 石洵瑶(シシュンヤオ・中国)〇
4-11/2-11/7-11

男子ダブルス準々決勝

及川瑞基/神巧也 2-3 クリスティアン・カールソン/マティアス・ファルク(ともにスウェーデン)〇
11-9/6-11/12-14/11-7/5-11

女子ダブルス準々決勝

〇木原美悠/長﨑美柚 3-1 クリスティアーナ・ケルべリ/リンダ・ベルグストローム(ともにスウェーデン)
12-10/11-9/8-11/11-8

23日日本選手試合予定

女子シングルス準々決勝

加藤美優 – 木原美悠

張本美和 – 張瑞(ジャンルイ・中国)

女子ダブルス準々決勝

木原美悠/長﨑美柚 – Katarina STRAZAR/Ana TOFANT(ともにスロベニア)

WTT(World Table Tennis)とは

WTTとは、ITTF(国際卓球連盟)が新たにスタートさせた、卓球の国際大会の新シリーズのこと。WTTではこれまで開催していたITTFワールドツアーを廃し、新たに「WTTシリーズ」「WTTフィーダーシリーズ」「WTTユースシリーズ」の3つの大会を創設。

そして、最上位の大会である「WTTシリーズ」では、「グランドスマッシュ」を五輪・世界選手権に並ぶ最上級カテゴリーの大会として位置づける。その他に「カップファイナル」、「チャンピオン」、「スターコンテンダー」、「コンテンダー」などのカテゴリー別大会が開催される。


図:WTT概要/作成:ラリーズ編集部

今大会は最も格下のカテゴリーである「コンテンダー」となる。日本からは、男子は及川瑞基(木下グループ)と神巧也(T.T彩たま)が、女子は木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)、長﨑美柚(日本生命)、加藤美優(日本ペイントマレッツ)、森さくら(日本生命)、張本美和(木下卓球アカデミー)が参戦している。

及川瑞基インタビュー(2021年2月公開)


写真:及川瑞基(木下グループ)/撮影:田口沙織

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神巧也インタビュー(2020年4月公開)


写真:神巧也(T.T彩たま)/撮影:保田敬介

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