張本世代が東京で大激突 勝利を手にしたのは?【東京選手権 男女ジュニア・カデット】


<2018年3月6日〜11日 第70回東京卓球選手権大会 (東京体育館)>

張本がカタールオープンで試合をするのと時を同じくして、同世代の多くの選手たちは東京選手権に出場した。

大会前半の成人年代別に続き、10日から11日にかけて男女ジュニア・男女カデットの部行われた。

混戦となった男子カデット

昨年、第69回東京卓球選手権大会では、ベスト4全員が愛工大付属中学校の生徒となっていた男子カデット。今年もベスト8に3人も愛工大付属中の生徒がいたが、去年はベスト8だった伊藤礼博(安田学園中/東京)が見事激戦を勝ち抜き、優勝を果たした。昨年ベスト8だった全中から、さらに進化を魅せた大会となった。

そして何よりも、伊藤はベスト4決定戦、そして決勝と共にフルゲームデュースで勝利をもぎ取っている。その精神力と粘り強さが今大会では特に目立った。両ハンドの安定感が驚異的な伊藤の、更なる活躍を期待する。

しかし、依然として愛工大付属中の強さは見どころだ。昨年と比較すると、ベスト8と結果は劣って見えるが、実際のところ、去年とは全く違うメンバーでも、3名もベスト8まで勝ち上がると、層の厚さを見せている。

張本というビッグスターを抱える黄金世代には、魅力溢れる選手が数多く存在する。

ITTFジュニアサーキット優勝者を破る、大金星

今大会、女子カデットの部には、先月末行われたITTFジュニアサーキットスウェーデン大会カデットの部において優勝したPAVADE Prithika(フランスナショナルチーム)が参加していた。

スウェーデン大会の際には、多くの日本人選手がPAVADEに苦戦を強いられ、悔しい想いをしていた。

その中、日本で行われたホーム戦。赤江夏星(須佐野中/兵庫)が見事準決勝でPAVADEを破り、勝利を収めた。

赤江は5歳の頃に卓球を始め、その後も年代別ではベスト8に入るなど、ずっと結果を残してきた選手だ。小学校6年生の時には激戦区兵庫県でも、全日本選手権の予選、一般女子シングルスでも本大会出場権を手に入れるなど、見事な成績を残していたが、今回ようやくその思いが実った。弱冠中学1年生の赤江は、今後一層の活躍が期待される。

最終結果は以下の通り。

男女ジュニア・男女カデット 最終結果

男子ジュニア

優勝:浅津 碧利(JOCエリートアカデミー/帝京/東京)
準優勝:小野寺 翔平(専修大北上高/岩手)
ベスト4:坂田 修(敦賀高/福井)
     中橋 敬人(鶴岡東高/山形)
ベスト8:星 翔太(鶴岡東高/山形)
     杉本 和也(希望が丘高/福岡)
     松本 累(早稲田実業高/東京)
     手塚 崚馬(明徳義塾中/高知)

男子カデット

優勝:伊藤 礼博(安田学園中/東京)
準優勝:安江 光博(明徳義塾中/高知)
ベスト4:原田 春輝(石田卓球クラブ/福岡)
     金 兌泫(大田東山中/韓国)
ベスト8:鈴木 笙(育徳クラブ/大阪)
     田尻 要(愛知工業大附属中/愛知)
     岡野 俊介(愛知工業大附属中/愛知)
     鈴木 颯(愛知工業大附属中/愛知)

女子ジュニア

優勝:青木 千佳(福井商業高/福井)
準優勝:浅井 一恵(桜丘高/愛知)
ベスト4:相馬 夢乃(新発田ジュニア/新潟)
     青木 優佳(横浜隼人高/神奈川)
ベスト8:黒野 葵衣(武蔵野高/東京)
     菅澤 柚花里(ミキハウスJSC/大阪)
     中森 帆南(ミキハウスJSC/大阪)
     板花 美和(愛み大瑞穂高/愛知)

女子カデット

優勝:赤江 夏星(須佐野中/兵庫)
準優勝:横井 咲桜(ミキハウスJSC/大阪)
ベスト4:枝廣 愛(就実中/岡山)
     PAVADE Prithika(フランスナショナルチーム)
ベスト8:由本 楓羽(ねや卓球クラブ/岡山)
     吉岡 桜子(羽佳卓球倶楽部/東京)
     山﨑 唯愛(明誠U15/島根)
     先田 萌乃(七尾中/石川)

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文:里見澪(Rallys編集部)

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