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2017.07.31

上田仁の使用用具・大会成績・プロフィール

写真:上田仁/撮影:ラリーズ編集部

卓球国内リーグ・ノジマTリーグ「岡山リベッツ」に所属し、キャプテンとしてチームを率いる上田仁を紹介します。生い立ち、プレースタイル、使用用具、世界ランキングなどの基本的な情報から、26歳での早くはないプロへの挑戦までの特徴的な学生時代・実業団所属時代についても触れます。

国内のみならず、海外を舞台に戦い、その勝率は7割を超え、現世界ランク堂々の26位(2019年6月時点)を誇る上田仁。今回は、そんな上田仁のプロフィールを見ていきましょう。

上田仁とは?

上田仁は、所属チームである岡山リベッツの選手として昨シーズンの2018-19に激しい優勝争いを繰り広げました。2019年4月に岡山リベッツと契約を更新し、キャプテンとして、今シーズンもチームの勝利を目指します。

プロフィール

上田仁は1991年12月10日生まれの27歳(2019年6月時点)。京都府出身です。

4人兄弟の末っ子で、聴覚障がくを患っていた長男と長女がコミュニケーションの一環としてやっていた影響で3歳で卓球を始めます。長女上田萌は後に、デフリンピックで見事金メダルを獲得しています。

小学生時代に、目立った活躍はできませんでしたが、中学時代、トップクラスとして活躍していた松平健太との接戦が青森山田中学高等学校の監督の目にとまり、松平健太と同じく青森山田中学高等学校に入学し、入部から2年で、松平と並び、「青森山田の2枚看板」と呼ばれるほどに頭角を表します。

高校時代は卓球漬けの日々を送り、1年生の時、全日本学生選手権カデットの部でベスト4に入る活躍を見せました。しかし自身「勝ち慣れていなかった」という当時は、初めての入賞を機に強いプレッシャーを感じ始め、その重圧から2年の頃には「辞めたい、帰りたい」と漏らしていたそうです。そんな上田仁でしたが、3年の時、ジュニアの国際大会メンバーに選ばれ、海外での試合による分析や経験を積み重ねたことをきっかけに自信が芽生えます。

高校卒業後、青森大学に進学し、卒業後は協和発酵キリンに就職し、実業団「協和発酵キリン」に所属します。

2015年から2017年にかけて全日本社会人選手権3連覇を成し遂げます。

2018年2月にロンドンで行われたチームワールドカップにおいて、準決勝の韓国戦で大逆転勝ちに貢献し、銀メダルに輝きました。帰国後協和発酵キリンの退社し、プロ転向を発表します。

2018年6月21日、同年10月からスタートするTリーグへの参加を表明している岡山リベッツに加入しました。初シーズンで岡山リベッツは惜しくも優勝を逃し、2位でシーズンを終えます。個人としては、チームメイトであり同じく勝率7割を超える森薗政崇とのダブルスにおいて岡山の最強ペアと称される強固なダブルスで15勝を挙げ、その年のノジマTリーグベストペア賞に輝きました。

プレースタイル

上田仁の戦型は、ピッチの速さや台上での小技を武器に試合を進めるシェーク攻撃型です。その中でもチキータレシーブの引き出しの多さとカウンタードライブのうまさは国内トップクラスです。器用でペアが変わっても結果を残せるダブルスの名手としても知られます。

使用用具

上田仁の使用ラケットは、バタフライの5枚合版ZLカーボンラケットの「インナーフォースZLC」で、ラバーは両面「ディグニクス05」を使用しています。使用シューズは「レゾラインマッハ」を使用しているようです。

世界ランキング

上田仁の世界ランキングは2017年6月時点では80位だったものの、7月発表では順位を一気に45位まで上げ、たった1年で、ランキングを約60位上昇させました。2018年3月にキャリア最高の23位にランクインしました。2019年6月時点では、日本人5番目の26位です。

国内大会での主な実績

2007年
全日本選手権(ジュニアの部):優勝
2008年
全日本選手権(ジュニアの部):優勝
インターハイ:男子シングルス準優勝
2009年
インターハイ:男子ダブルス優勝
2010年
全日本学生選抜:優勝
2012年
全日本学生選手権:男子シングルス優勝
2015年
日本卓球リーグ・ビッグトーナメント:準優勝
全日本社会人選手権:男子シングルス優勝
全日本社会人選手権:男子ダブルス優勝
2016年
全日本社会人選手権:男子シングルス優勝
全日本社会人選手権:男子ダブルス優勝
2017年
ジャパントップ12卓球大会:男子シングルス優勝
シチズンカップ日本卓球リーグ選手権:男子シングルス準優勝             
シチズンカップ日本卓球リーグ選手権:男子ダブルス優勝
全日本社会人選手権:男子シングルス優勝
全日本選手権:男子ダブルス優勝
2018年
全日本選手権:男子ダブルス準優勝

国際大会での主な戦績

2007年
世界ジュニア選手権:男子ダブルス準優勝
2009年
ITTFジュニアサーキットファイナル:男子シングルス優勝
2013年
ITTFジャパンオープン:男子ダブルス優勝
2017年
ITTFチャレンジ・タイオープン:男子シングルス優勝
ITTFチャレンジ・タイオープン:男子ダブルス優勝
ITTF中国オープン:男子ダブルス優勝
ITTFブルガリアオープン:男子ダブルス優勝
ITTFチェコオープン:男子ダブルス優勝
ITTFプラチナ・オーストラリアオープン:男子ダブルス優勝
ITTFグランドファイナル:男子ダブルス3位
2018年
ITTF チームワールドカップ:男子団体準優勝

まとめ

自身を天才ではないという上田仁。しかし安定を求めて加入した実業団でのキャリアを閉じ、卓球人生を懸けたいと決意した26歳での決して早くないプロへの転向。そしてシーズンで結果を残し、プロ転向は不正解では無かったことを証明しました。自身の目標である2020年東京オリンピック厳しい3席の五輪代表枠を覚悟をもって取りにいく上田仁の挑戦に今後も目が離せません。

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