馬龍(マロン)の使用用具・大会成績・プロフィール | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:馬龍(中国)/提供:ittfworld

卓球選手紹介 馬龍(マロン)の使用用具・大会成績・プロフィール

2019.06.08 文:ラリーズ編集部

2015年、2017年、2019年の世界選手権で優勝し、リオデジャネイロ五輪でも金メダルを獲得した大満願の達成者でもある馬龍(マロン・中国)を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、数多くのメダルを獲得している国際大会での戦績についても触れます。

2018年には膝のケガにより国際大会には出場していなかったものの、復活を果たし2020年の東京五輪で2連覇を目指している馬龍。今回は、そんな馬龍のプロフィールを見ていきましょう。

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馬龍とは?

馬龍は2004年の世界ジュニア選手権で優勝するとジュニアだけでなくシニアでも成績を残し始めました。2009年の世界選手権から優勝候補に挙げられながら3大会連続で苦手の王皓(ワンハオ・中国)に敗れ、3位にとどまっていました。その後2015年の世界選手権で悲願の優勝を果たすと、同年のワールドカップも2012年以来の制覇。2016年のリオデジャネイロ五輪でも金メダルを獲得し、五輪・世界選手権・ワールドカップを制覇することで得られる大満貫の称号を獲得しました。2017年、2019年の世界選手権も制し、3連覇を達成。2018年は膝のケガで半年以上実戦から遠ざかっていましたが、復活を果たし31歳となった2019年でも世界トップレベルの実力を維持しています。

卓球界で輝かしい成績を残してきており、2連覇がかかる東京五輪の枠をかけた熾烈な国内争いをしている馬龍のプロフィールを見ていきましょう。

プロフィール

馬龍は、1988年10月20日生まれの31歳(2019年11月時点)。世界選手権、五輪、ワールドカップを制し大満願を達成するなど数多くのタイトルを獲得してきており、現卓球界を代表する名選手です。

遼寧省鞍山市生まれで、5歳で卓球をはじめ、遼寧省体育学校に入学。13歳で関華安コーチに連れられ北京西城体育学校に転校した後、15歳で国家チームの1軍に昇格し、2004年の世界ジュニア選手権で優勝した。その後2006年で団体メンバーに入り世界選手権優勝で初タイトルを獲得し、シニアでも成績を残し始めました。

その後アジア選手権やグランドファイナル等のタイトルを獲得していくものの、世界選手権個人戦では3大会連続3位に終わるなど同世代の張継科(チャンジーカ)の後塵を拝する時期がありました。しかしながら2015年の世界選手権で悲願の金メダルを獲得すると、2016年のリオデジャネイロ五輪も制し、中国で4人目の「大満願」を達成。五輪、ワールドカップ、世界選手権に加えグランドファイナル、アジア競技大会、アジア選手権、アジアカップ、中華人民共和国全国運動会、全中国卓球選手権という中国国内・アジア・世界の各所で催された主要大会全てで優勝する「9冠」、いわゆる「全満貫」を成し遂げている唯一の選手でもあります。

2018年では膝のケガから半年大会に出場せず、引退説も囁かれていましたが、復帰戦のワールドツアーで優勝を果たすと、2019年の世界選手権を制し3連覇を達成しました。現在は2020年の東京五輪の出場権をかけ、国内で熾烈な争いを繰り広げています。

プレースタイル

馬龍の戦型は、右シェーク裏裏ドライブ型です。豪快なスイングから放たれる威力十分のフォアドライブが一番の武器の選手です。フィジカルが強く、中陣のラリーやカウンターなどどこからでも攻めることができ、相手には少しでも甘くなったら取れないというプレッシャーがかかります。バック面に中国ラバーを貼る選手は相当なスイングスピード、技量が必要なため中国選手でも少ないですが、馬龍は安定と中国ラバーを生かした重い球質で勝負するのも特徴です。

サーブはフォアサーブだけでなく、トスの高い投げ上げサーブやバックサーブを使います。回転は横下回転や下回転などシンプルな組み立てではありますが、回転量が豊富でサービスエースをねらうよりも3球目に繋げやすいサーブを選択しているように思えるます。レシーブではチキータなども使うが、ストップの質が高くどのサーブでも低くかつ短く止めている場面が多くみられます。相手に3球目を打たせず4球目を狙ったり、十分な体勢で打たせずカウンターで狙うなど後の先戦術も豊富です。

世界選手権で3連続準決勝で敗れていた頃は、メンタル面の弱さや戦術の柔軟性、情況判断力が問題視されていたが、タイトル獲得の自信から克服し、戦術的引き出しも増え他を圧倒する強さを誇っています。

使用用具

馬龍の使用ラケットは紅双喜の木材7枚合板「キョウヒョウ 龍」で、ラバーはフォア面、バック面共に紅双喜の「キョウヒョウ NEO 3」を使用しているようです。

世界ランキング

馬龍の世界ランキングは2004年の12月時点で169位でした。世界ジュニア選手権優勝など成績を残し2005年10月で51位、2006年2月で16位と順調にジャンプアップをしていきます。2007年3月には8位と初のトップ10入りを果たし、2010年1月には初の世界ランキング1位に輝きます。2015年3月~2017年12月まで1位をキープしていました。世界ランキングのポイントの決め方が変更になった2018年1月には1位から7位にランキングを下げ、実戦から遠ざかったことで一時期12位(2019年1月時点)まで落ちましたが、現在は2019年11月時点で4位と上位まで戻ってきています。

国際大会での主な成績

2004年 世界ジュニア卓球選手権 男子シングルス優勝
2008年 ITTFプロツアー・グランドファイナル 男子シングルス優勝
2009年 アジア選手権 男子シングルス優勝、男子ダブルス優勝(許昕ペア)
2010年 第16回アジア競技大会 男子シングルス優勝
2011年 全中国卓球選手権 男子シングルス優勝
2012年 ワールドカップ 男子シングルス優勝
2013年 中華人民共和国全国運動会 男子シングルス優勝
2014年 第27回卓球アジアカップ 男子シングルス優勝
2015年 世界選手権蘇州大会 男子シングルス優勝
2016年 リオデジャネイロ五輪 男子シングルス優勝
2017年 世界選手権クアラルンプール大会 男子シングルス優勝
2017年 世界選手権デュッセルドルフ大会 男子シングルス優勝
2019年 ITTFワールドツアー・カタールオープン 男子シングルス優勝
世界選手権ブダペスト大会 男子シングルス優勝、男子ダブルス優勝(王楚欽ペア)
ITTFワールドツアー・中国オープン 男子シングルス優勝、男子ダブルス準優勝(王楚欽ペア)

まとめ

世界選手権3連覇、全満願達成など卓球界を代表する名選手である馬龍。30歳を超えた今でも世界トップの実力を見せつけており、東京五輪では日本最大のライバルになるのは間違いない。威力あるフォアドライブを打ちたい選手は、ぜひ馬龍の動画をみて研究することをお勧めする。

男子ランキング
2020.09.23
世界
日本
1
樊振東(中国)
17915 pt
2
許キン(中国)
17260 pt
3
馬龍 (中国)
15525 pt
1
張本智和(日本)
13245 pt
2
丹羽孝希(日本)
9570 pt
3
水谷隼(日本)
9045 pt
女子ランキング
2020.09.23
世界
日本
1
陳夢 (中国)
17915 pt
2
伊藤美誠(日本)
15440 pt
3
孫穎莎 (中国)
15165 pt
1
伊藤美誠(日本)
15440 pt
2
石川佳純(日本)
11100 pt
3
平野美宇(日本)
10815 pt