卓球において重要な用具選び。その中でもラバー選びは特に重要で、「このラバーだから勝てた」という言葉が出てくるほど、勝ち負けに大きな影響を及ぼします。
しかし、現在ラバーは数えきれないほど存在し、その中からベストな一枚を選ぶのはまさに至難の業。常に試行錯誤を繰り返さなければなりません。
そこで、本記事ではそんな悩めるプレーヤーのために、数あるラバーの中から1枚をピックアップして、性能や特徴を紹介していきます。今回紹介するのは、DONIC（ドニック）から発売されている『ブルーグリップC1』です。
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このページの目次
『ブルーグリップC1』とは？
『ブルーグリップC1』は2021年にDONIC（ドニック）から発売された裏ソフトラバーです。DONIC（ドニック）と言えば、独特のブルーにスポンジを染めた「ブルーストーム」シリーズや「ブルーファイア」シリーズが有名です。
「ブルーストーム」シリーズや「ブルーファイア」シリーズは、全体として直線的な弾道にスピードのあるラバーが多いですが、スピン性能に目を向けたのが「ブルーグリップ」シリーズです。
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『ブルーグリップC1』の特徴
特徴➀：強粘着のトップシートが生み出す強烈な回転
『ブルーグリップC1』の特徴1つ目は、強粘着のトップシートが生み出す強烈な回転です。
『ブルーグリップC1』のトップシートは粘着を帯びていて、強烈な回転を加えられるようになっています。
他の「ブルーファイア」シリーズや「ブルーストーム」シリーズはテンションラバーですが、「ブルーグリップ」シリーズは粘着テンションラバーとなっています。
特徴➁：硬さが生み出すスピード感
『ブルーグリップC1』の特徴2つ目は、硬さが生み出すスピード感です。
『ブルーグリップC1』には60度のスポンジが採用されています。60度のスポンジを使用したラバーは珍しく、ハードヒッター向けの仕様となっています。
特徴➂：硬くてもつかむグリップ力
『ブルーグリップC1』の特徴3つ目は、硬くてもつかむグリップ力です。
硬いスポンジと粘着性のトップシートは相性が良く、粘着性ラバーや粘着テンションラバーに多く採用されています。ただしスポンジはスピードを加えられるように気泡が粗くできているため、ラバーでボールを掴むグリップ力に優れています。
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『ブルーグリップC1』に向いているプレーヤー
ではどのような選手に『ブルーグリップC1』が適しているのかを見ていきましょう。
プレーヤー➀：ラバーに硬さを求める選手
『ブルーグリップC1』が適している選手1人目は、ラバーに硬さを求める選手です。
『ブルーグリップC1』はスポンジ硬度が60度と並みのラバーよりも硬めにできています。そのため、硬いラバーを扱ってこなかった人は慣れが必要です。
硬いラバーを好んで使用してきたハードヒッターであれば、『ブルーグリップC1』はこれまで以上の質のボールを放つことができます。
プレーヤー➁：粘着テンションラバーを使用したい選手
『ブルーグリップC1』が適している選手2人目は、粘着テンションラバーを使用したい選手です。
『ブルーグリップC1』は粘着テンションラバーであるので、「ブルーストーム」シリーズや「ブルーファイア」シリーズといったスピン系テンションラバーから粘着テンションラバーに移行したい選手に『ブルーグリップC1』は適しています。
プレーヤー➂：フォアハンドの威力を上げたい選手
『ブルーグリップC1』が適している選手3人目は、フォアハンドの威力を上げたい選手です。
『ブルーグリップC1』はその硬さや粘着テンションラバーということから、フォアハンドにうってつけのラバーと言えます。
フォアハンドの威力を上げたい、フォアハンドで決めたい選手には『ブルーグリップC1』は真価を発揮します。
『ブルーグリップC1』の寿命・重さ・厚さ
寿命
『ブルーグリップC1』の寿命は、他の裏ソフトラバーよりもやや短く、週1～2回で練習する人は3～4ヶ月、週3以上で練習する人は2ヶ月程度です。トップシートが粘着成分を含んでいるため、粘着成分が切れた頃が替え時と言えます。
厚さ
『ブルーグリップC1』の厚さは、2.0mmとMAXの2種類が展開されています。
重さ
『ブルーグリップC1』の重さは、MAXのラバーカット後で57g前後だそうです。粘着テンションラバーの中でも重めで、もう片方のラバーや厚さの調整で扱いやすさが変わってきます。
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まとめ：『ブルーグリップC1』で勝てる卓球を実現しよう
このように『ブルーグリップC1』は、粘着テンションラバーを試したい選手から、硬いラバーが好みのハードヒッターまで上級者を中心に望みをかなえてくれるラバーです。
ぜひ一度『ブルーグリップC1』を手にして、重量級のボールを放ってみませんか。
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