卓球用具紹介 [PR] 【卓球/廃盤】Q5の性能を徹底レビュー スピンとスピードの両立を図った万能ラバー
2024.05.01
MIZUNO(ミズノ)社のラバー『Q5』は『Q3』、『Q4』に続く「Q」シリーズのラバーです。『Q4』のスピン性能はそのままにスピードとの両立を図ったテンション系裏ソフトラバーです。
スピン、スピード、コントロールが高いレベルでバランスが良いと注目を浴びている『Q5』。果たして、どのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのか、詳しく見てみましょう。
※本製品は2024年5月時点で廃盤となっています。
このページの目次
『Q5』とは?
MIZUNO(ミズノ)の『Q5』は、2017年に発売された『Q3』、2018年に発売された『Q4』に続く「Q」シリーズとして2019年に発売されたテンション系裏ソフトラバーです。
独自のラバー開発、成形する段階での焼き加減、接着方法などの配合以外のエネルギーロス要因も抑えることで、エネルギー効率を高めているのが特徴で、『Q5』はシートだけでなくスポンジにも改良を加えることでスピンとスピードの高レベルでの両立を可能にしています。
スポンジの厚みは、特厚(トクアツ)は2.1mm、厚(アツ)は1.9mm、中(チュウ)は1.7mmとなっています。
>>【卓球】Q QUALITYの性能を徹底レビュー ミズノの高性能裏ソフトラバー
『Q5』の特徴
『Q5』にはどのような特徴があるのか、具体的に見ていきましょう。
特徴①:エネルギー効率の高さを追求
『Q5』の特徴1つ目は、エネルギー効率の高さを追求です。
『Q5』をはじめとする「Q」シリーズには、度重なる開発により生み出された「エネルギー損失を抑えた素材」が使用されています。成形する段階での焼き加減、接着方法などの配合以外のエネルギーロス要因も抑えることで、さらにエネルギー効率を高めています。
そのため選手のスイングパワーをできるだけロスなく伝えることが可能となっています。また『Q3』、『Q4』、『Q5』それぞれにおいて、トップシート形状とスポンジ硬度が、各プレースタイルに合うように設計されています。
特徴②:グリップ力はそのままにスピード機能をアップ
『Q5』の特徴2つ目は、グリップ力はそのままにスピード機能をアップです。
トップシートの粒は『Q4』と同形状でやや太い粒となっています。『Q4』からの変更点として粒間隔がやや広めに設計されました。これにより強いインパクト時にボールの食い込みが良くなり、ボールスピードを生み出すことが可能です。
特徴③:食い込みと弾みの両立
『Q5』の特徴3つ目は、食い込みと弾みの両立です。
『Q5』に搭載されているスポンジは前回の『Q4』と違いスポンジの気泡が大きく発砲されています。MIZUNO(ミズノ)が新たに独自開発したスポンジである「アクセルアークスポンジ」は大きな気泡により、食い込みと反発力による弾みの両立が実現されています。
>>【卓球】Q1の性能を徹底レビュー ミズノが誇る「Q」シリーズの入門ラバー
『Q5』に向いているプレーヤー
『Q5』はスポンジが変更となり、食い込みが上がったことでスポンジやシートの硬度は『Q4』と変わらないもののコントロール性能が上がったとされています。そのため、初級者から上級者まで満足して使えるラバーだとT.T彩たまの坂本竜介監督も試打動画で語っています。
上級者のレビューや試打動画をみると「テナジーのように自動的に回転がかかる」という意見がみられたため、ボールの回転の変化や緩急で勝負するタイプよりループドライブでしっかり回転をかけラリー戦に持っていく正統派のドライブマンに向いていると考えられます。
一方で、中級者にとっては中途半端な体勢で打ってしまうと良い球が出なく苦戦する可能性が考えられるので、ドライブで押していくタイプよりは弾みを利用したブロックやカウンターを多用するタイプに向いているのかもしれません。
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『Q5』の寿命と重さ
『Q5』の寿命は週2,3回の練習で2か月は状態を維持できます。ただし、ラバーの寿命は個々人の使い方によって大きく左右されます。
また、『Q5』の重さは、他のスピン系テンションラバーより少し重めのようです。
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まとめ:『Q5』で勝てる卓球を実現しよう
『Q5』は、スピン性能はそのままにシートの改良によりスピードとの両立を図った卓球ラバーです。スポンジの改良で食い込みを良くしたことで、初級者から上級者までが満足できるラバーとなっています。
もちろん、いずれも使用感には個人差があるので、気になる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。