卓球用具紹介 [PR] 【卓球】V>11 Extra(エキストラ)の性能を徹底レビュー 軽さとグリップ力が特徴の裏ソフトラバー
2023.03.01
VICTASと言えば、「V>15」シリーズや「VENTUS(ヴェンタス)」シリーズ等でプロ選手から一般の卓球プレーヤーまで幅広い人気を集めてきました。その中から新たな技術を搭載したラバーが登場しました。それが、『V>11 Extra(エキストラ)』です。
今回は、『V>11 Extra(エキストラ)』を徹底分析し、最新技術を搭載したVICTAS渾身の裏ソフトラバーの性能はどのようなものか、どのような選手に適しているのかを見ていきましょう。
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このページの目次
『V>11 Extra(エキストラ)』とは
『V>11 Extra』は、2020年4月にVICTASから発売された裏ソフトラバーです。これまでVICTASは、上級者用の攻撃ギア『V>15 Extra』を中心とする「V>15」シリーズや、スピード感を重視した「V>01」シリーズ、微粘着の「VS>」シリーズなど幅広く展開していました。
重さ
『V>11 Extra』の重さは、厚さMAXでラケットに貼る状態のものでおよそ45gです。『V>15 Extra』が同じ状態でおよそ50gであるため、5g前後の軽量化に成功しています。さらに軽くしたい人は、厚さ2.0をおすすめします。
硬さ
『V>11 Extra』の硬さは47.5±3度です。硬さ自体は『V>15 Extra』と変わりませんが、使用者からは表示硬度よりも柔らかく感じるとの声が多かったです。
寿命
『V>11 Extra』はシートがやや柔らかくなっている分、2~3か月ほどでシートが痛んできます。性能が落ちたと感じるのは3か月程度であると言えます。
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『V>11 Extra(エキストラ)』の特徴
では続いて、『V>11 Extra』の特徴を解説します。
特徴①:新技術「ライトニングテンション」で軽量化を実現
『V>11 Extra』の特徴1つ目は、新技術「ライトニングテンション」で軽量化を実現です。
『V>11 Extra』が他のVICTASラバーと異なる大きな特徴は、新技術である「ライトニングテンション」を搭載していることです。従来のVICTASの攻撃用裏ソフトラバーには、ドイツと共同開発した「ハイエナジーテンション」を搭載していました。
「ハイエナジーテンション」搭載のラバーは威力に優れているが重量が気になる、という声が出ていました。そこで、シートとスポンジの配合を最適化して最新のテンション技術を盛り込んだ「ライトニングテンション」を搭載した『V>11 Extra』が登場しました。
『V>11 Extra』は10%の軽量化(VICTAS社比)に成功し、『V>15 Extra』と比べるとラバーだけで5g程度軽くなりました。これにより、ラケット全体の軽量化を可能にしました。
特徴②:高水準の性能をキープ
『V>11 Extra』の特徴2つ目は、高水準の性能をキープです。
『V>11 Extra』に搭載の「ライトニングテンション」は、「ハイエナジーテンション」の技術をベースにしているため威力を損なわずに軽量化したことになります。その結果、『V>11 Extra』は『V>15 Extra』とほぼ同等の性能を発揮することができるラバーとなりました。
特徴③:VICTAS史上最強のグリップ力
『V>11 Extra』の特徴3つ目は、VICTAS史上最強のグリップ力です。
通常、軽いラバーでは弾みが足りず相手の回転に負けてしまうことが多いですが、『V>11 Extra』はシートに強いグリップ力を持っています。このグリップ力と打球時の食い込みがボールに安定感を生み出し、様々な技術をやりやすくしています。
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『V>11 Extra(エキストラ)』に向いている選手
ではどのような選手に『V>11 Extra(エキストラ)』が適しているのかを見ていきましょう。
選手①:「V>15」シリーズでは重さが気になる選手
『V>11 Extra(エキストラ)』に向いている選手1人目は、「V>15」シリーズでは重さが気になる選手です。
これまで「V>15」シリーズを使用してきた選手で、ラケットが重くて振り切れない、性能を活かしきれていないと感じる選手には『V>11 Extra』がおすすめです。
性能も『V>15 Extra』に近づけながら軽量化しているため、しっかりと振り切りながら性能を発揮することができます。
選手②:ミート系の技術を多用する選手
『V>11 Extra』に向いている選手2人目は、ミート系の技術を多用する選手です。
『V>11 Extra』を使用する選手からは、スマッシュが武器になる、カウンター系のブロックがやりやすい、といった声が挙がっています。『V>11 Extra』はシートがやや柔らかくなっていて、ミート打ちでスピード系のボールが出しやすくなっています。
特にバック面で好感触の選手が多く、バックハンドでカウンターを狙う選手や弾く打ち方が得意な選手には適しています。
選手③:威力よりも安定感が欲しい選手
『V>11 Extra』に向いている選手3人目は、威力よりも安定感が欲しい選手です。
『V>11 Extra』はグリップ力と打ち負けないシートの強さもあるため、対下回転打ちの際にもボールが落ちずに上に上がりやすくなっています。ミート系の技術がやりやすい一方で、回転もかけやすいラバー、引っ掛かりを利用したプレーがしやすいラバーとなっています。
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まとめ:『V>11 Extra(エキストラ)』で勝てる卓球を実現しよう
いかがでしたでしょうか。新たなテクノロジーを搭載して軽量化に成功し、軽くても高性能を実現した『V>11 Extra(エキストラ)』を一度手にしてみて、その操作感や打球感の良さを感じてみませんか。