文:ラリーズ編集部
7日間に渡って丸善インテックアリーナ大阪で行われた天皇杯・皇后杯 2020年全日本卓球選手権大会の歴史的瞬間を写真とともに振り返っていこう。今回は男子ダブルス編だ。
男子ダブルス1回戦
大会2日目の14日、男子ダブルス1回戦がスタートした。1回戦からTリーグで活躍中の神巧也・松平健太(T.T彩たま)ペアが登場した。松田歩真・内田柊平(野田学園高)ペアは神・松平ペアに0-3で負けるも粘りを見せた。
写真:相性抜群の神・松平ペアは2回戦に駒を進めた/撮影:ラリーズ編集部
写真:松田・内田ペアは勝利を掴めず/撮影:ラリーズ編集部
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男子ダブルス2回戦
2回戦には関東学生リーグでも活躍を見せる内村秀平/内村英司(日本体育大)の兄弟ペアや2018年度に全日学で優勝を勝ち取った硴塚将人・緒方遼太郎(早稲田大)ペアなどが登場した。
写真:熱戦を制した内村兄弟/撮影:ラリーズ編集部
写真:安定のプレーを見せ勝利した硴塚・緒方ペア/撮影:ラリーズ編集部
男子ダブルス3回戦
大会3日目の15日には、男子ダブルス3回戦が行われた。吉村和弘・坪井勇磨(東京アート)ペアやインターハイベスト4の篠塚大登・谷垣佑真(愛工大名電高)が登場し、白熱した試合が多く見られた。
写真:快勝し4回戦に進出した吉村・坪井ペア/撮影:ラリーズ編集部
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写真:フルゲームまでもつれ込むも敗北を喫した篠塚・谷垣ペア/撮影:ラリーズ編集部
男子ダブルス4回戦
大会4日目の16日にはスーパーシードが登場。Tリーガーでもある田添健汰・田添響(木下グループ)の兄弟ペアは第1シードを破った。地元大阪の大阪桐蔭出身・中野優(法政大)/上村太陽(専修大)ペアは、スーパーシードの松下海輝・藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ)ペアに敗れるも、母校の声援を受けながら戦い抜いた。
写真:第1シードの松山・高見を破った田添兄弟/撮影:ラリーズ編集部
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写真:地元大阪で奮起する中野・上村ペア/撮影:ラリーズ編集部
写真:スーパーシードとして貫禄を見せつける松下・藤村ペア/撮影:ラリーズ編集部
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男子ダブルス5回戦
大会5日目の17日には全日学優勝の木造勇人・田中佑汰(愛知工業大)ペアが登場し、水谷隼・大島祐哉(木下グループ)ペアをフルゲームまで追い詰めるも惜敗した。
写真:接戦を制し準々決勝へ進んだ水谷・大島ペア/撮影:ラリーズ編集部
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男子ダブルス準々決勝
大会6日目の18日にはベスト4を決める激戦が繰り広げられた。王座奪還を目指す水谷隼(木下グループ)/大島祐哉(木下グループ)ペアはインターハイ王者の戸上隼輔・宮川昌大(野田学園高)ペアに1-3で負け、優勝へ手が届かなかった。
写真:準々決勝で惜しくも姿を消した水谷・大島ペア/撮影:ラリーズ編集部
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男子ダブルス準決勝
準決勝では昨年はベスト8で終わった三部航平・及川瑞基(専修大)ペアが地元大阪の江藤慧・松下大星(クローバー歯科カスピッズ)ペアに勝利し決勝へ進んだ。もう1試合は高校生王者戸上隼輔・宮川昌大(野田学園高)ペアが笠原弘光・上村慶哉(シチズン時計)ペアに3-0でストレート勝利した。
写真:地元で活躍を見せた江藤・松下ペア/撮影:ラリーズ編集部
写真:決勝進出は叶わずも白熱した試合を見せる笠原・上村ペア/撮影:ラリーズ編集部
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男子ダブルス決勝
令和初のダブルスチャンピオンを決める一戦は大学生VS高校生の戦いとなった。三部航平・及川瑞基(専修大)ペアが第1ゲームを先取するも、戸上隼輔・宮川昌大(野田学園高)ペアが追いつきシーソーゲームが続く。最終ゲームでは大学生ペアが意地を見せゲームカウント3-2で三部・及川ペアが優勝を決めた。
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写真:三部・及川ペアを追い詰めるも準優勝となった戸上・宮川ペア/撮影:ラリーズ編集部
写真:令和初のチャンピオンとなった三部・及川ペア/撮影:ラリーズ編集部
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〇三部航平/及川瑞基(専修大) 3-2 戸上隼輔/宮川昌大(野田学園高)
11-6/7-11/11-6/9-11/11-8
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