文:ラリーズ編集部
<ITTF-ATTUアジア卓球選手権大会 2019年9月15日~22日>
18日、大会4日目を迎えたアジア卓球選手権大会では、女子シングルス・1回戦が行われた。日本女子で唯一1回戦からの登場になる芝田沙季(9月世界ランキング27位・ミキハウス)は、タイのSAWETTABUT JINNIPA(同248位)と対戦。ゲームカウント3-1で芝田に軍配があがった。
芝田が両ハンドでタイ選手を圧倒
試合は出足から芝田が質の高いサーブ・レシーブで大量リードを奪うと、相手を寄せ付けずに、1ゲーム目を奪取。
続く2ゲーム目は相手のバックサーブを思うようにレシーブできず、先に攻められる展開が増えた。終盤まで調整しながらも競り合ったが、芝田のセットポイントでの不運なネットインに見舞われると、流れに乗り切れずに相手にゲームを奪われる。
しかし3ゲーム目は、芝田が威力抜群の両ハンドで相手を圧倒し、悪い流れを断ち切った。質の高い巻き込みサーブで先手を取ると、ラリー力でさらに相手を上回り、3,4ゲーム目を奪ってゲームカウント3-1で2回戦への切符を掴んだ。
>>日本女子団体、銀メダル 中国の壁破れず<アジア卓球選手権・決勝>
詳細スコア
〇芝田沙季 3–1 SAWETTABUT JINNIPA(タイ)
11-3/10-12/11-5/11-3