卓球用具紹介 [PR] 【卓球】ディグニクス05の性能を徹底レビュー 寿命やテナジーとの比較も
2023.02.18
「テナジーを越えるラバー」の二つ名で圧倒的な知名度を得ている「ディグニクス」シリーズですが、実際はどの程度すごいラバーなのかは、よく知らない方が多いのではないでしょうか?そこで今回は、『ディグニクス05』について紹介します。
>>【卓球】ディグニクスシリーズを徹底比較! バタフライが贈る新時代のモンスターラバーの性能とは?
このページの目次
『ディグニクス05』とは
『ディグニクス05』はバタフライの発売する日本製ハイテンションラバーシリーズ「ディグニクス」の内の一枚です。「ディグニクス」シリーズには、現在『ディグニクス05』『ディグニクス64』『ディグニクス80』『ディグニクス09C』の4種類があります。
ディグニクスシリーズの注目点は、同じバタフライの人気シリーズ「テナジー」で採用されている「スプリングスポンジ」をさらに進化させた「スプリングスポンジX」を使用している点が挙げられます。
この「スプリングスポンジX」は、従来の「スプリングスポンジ」よりも反発弾性が向上したことで、ボールをさらに「つかむ」感覚を実現しています。それによって、相手コートのより深いところへの打球が可能になり、ドライブの球威も上昇しました。
今回紹介する『ディグニクス05』は、鋭いチキータや前陣カウンターを可能にし、ディグニクスシリーズの中ではボールの回転量に最も重きを置いているラバーです。
>>【卓球】ディグニクス80の特徴を徹底解説! 05よりも重量控えめでバック向き!?
『ディグニクス05』の特徴
ここからは、『ディグニクス05』の特徴について解説します。
特徴①:ボールを「つかむ」感覚の向上
『ディグニクス05』の特徴1つ目は、ボールを「つかむ」感覚の向上です。
これまでのバタフライのラバーよりもボールを「つかむ」感覚が向上して回転をかけやすくなったことで、従来以上にドライブの安定感が増し、球威も上昇したことが最も大きな特徴です。
特徴②:圧倒的な飛距離
『ディグニクス05』の特徴2つ目は、圧倒的な飛距離です。
「スプリングスポンジX」を搭載した『ディグニクス05』は、これまで最高峰のラバーとされていた『テナジー05』以上に、ボールの飛距離が出ます。そのため、中~後陣に下がってドライブをの引き合いをする場面でも、パワフルな打球で先手を取ることができます。
特徴③:カウンターで打ち負けない
『ディグニクス05』の特徴3つ目は、カウンターで打ち負けないです。
スポンジとシートで大幅な性能アップを果たした『ディグニクス05』を使えば、相手の球威に押されてカウンターを打ち損じることがなくなります。前陣、中陣、後陣関係なく、相手のドライブをしっかりと掴んで、回転をかけ返すことができます。
>>【卓球】ディグニクス09Cの特徴を徹底解説! 粘着愛好家にもってこいの最先端ラバー
『ディグニクス05』が向いている選手
『ディグニクス05』は次のような選手に向いていると言われています。
選手①:レシーブから積極的に攻める選手
『ディグニクス05』が向いている選手1人目は、レシーブから積極的に攻める選手です。
回転をかけやすいため、チキータやフリックといった、自分から回転をかける台上技術で威力を発揮します。
選手②:前陣でのカウンターを得意とする選手
『ディグニクス05』が向いている選手2人目は、前陣でのカウンターを得意とする選手です。
高い反発弾性によるボールを「つかむ」感覚が、相手の球にパワー負けせず、高精度のカウンターを実現します。コンパクトなスイングで威力のある球が出るため、パワーに自信がなくても問題なくカウンターが打てます。
選手③:広い領域で攻撃的なオールラウンドプレーを武器とする選手
『ディグニクス05』が向いている選手3人目は、広い領域で攻撃的なオールラウンドプレーを武器とする選手です。
ドライブやサーブといった基本のプレーでも相手より優位に立つことができ、中~後陣に下がっても弧線を描く安定したドライブを打つことができるため、ラリー戦になったときに、その性能の高さを最も感じられます。そのため、オールランドに攻める選手には『ディグニクス05』はピッタリです。
>>【卓球】ディグニクス64の特徴を徹底解説! 圧倒的スピード性能の秘密に迫る
『ディグニクス05』の寿命
「高性能ラバー=耐久性がない」というのが、これまでの常識だったのですが、『ディグニクス05』はその点においても常識を打ち破ってきました。その秘密はここまではあまり触れてこなかったシートにあります。『ディグニクス05』では、スポンジ同様シートも従来よりも格段に進化したものを使用しており、シート耐久性が従来のラバーの倍以上になっています。
テナジーシリーズは仮に毎日一時間打てば、一ヶ月程で表面がツルっとして、回転がかかりづらくなっていたのですが、『ディグニクス05』はその倍の二ヶ月程度なら、性能を維持してプレーすることができます。そのため、値段はテナジーシリーズよりも高価ですが、コストパフォーマンスは『ディグニクス05』の方が良いかもしれません。
>>『僕は卓球エリートではない』 上田仁“雑草”からの成り上がり
まとめ:『ディグニクス05』を勝てる卓球を実現しよう
『ディグニクス05』を使用した人の多くは、「テナジーの上位互換ラバー」という感想を述べています。実際にあらゆる性能がテナジーよりもグレードアップしているので、その感想は間違いではありませんが、前述のとおり、ボールが飛びすぎる場合もあり、その部分の調整は難しいラバーです。テナジー以上に上級者向けのラバーと言えるでしょう。