上田や平野らTリーガー多数参戦 社会人の頂点に立つのは誰だ<全日本社会人見どころ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:平野友樹(協和キリン)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 上田や平野らTリーガー多数参戦 社会人の頂点に立つのは誰だ<全日本社会人見どころ>

2021.10.28

文:ラリーズ編集部

<第55回全日本社会人卓球選手権大会 日時:10月29日~31日 場所:山梨県・緑が丘スポーツ公園体育館>

29日から山梨県で全日本社会人選手権が行われる。Tリーガーや日本リーガー、予選を勝ち抜いてきた選手が集い、社会人に限定した中で日本のトップを決める大会が幕を開ける。

全日本社会人選手権とは?

全日本社会人選手権は、各都道府県で居住・勤務している選手で段を有している人が参加できる大会である。また、日本学生卓球連盟や全国高等学校体育連盟に登録していたり、学校(幼稚園を含む)に在籍している選手は参加できない、社会人だけで行われる全日本選手権である。

シングルスは、全日本卓球選手権大会(マスターズの部)との重複出場はできない。また、外国籍選手は日本で出生して引き続き3年以上日本に在住している者、あるいは引き続き10年以上日本に在住している者は、男女シングルスに出場できるが、ダブルス種目については出場資格制限はない。

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今大会は無観客で行われ、選手は2週間前から体調管理のチェックが必須となっている。試合は男女ダブルスで5ゲームマッチ、男女シングルスは準々決勝まで5ゲーム、以降は7ゲームマッチで行われ、チェンジエンドも準決勝から認められる。

男子シングルス見どころ


写真:上田仁/撮影:ラリーズ編集部

男子シングルスの注目は上田仁(T.T彩たま)だ。これまで全日本社会人選手権には2015年から3度出場して3連覇を成し遂げ、男子ダブルスと合わせて本戦では無敗である。今大会は予選に出場して本戦出場の切符を勝ち取り、3年ぶりに優勝を目指す。


写真:平野友樹(協和キリン)/撮影:ラリーズ編集部

他にも前回大会優勝の大矢英俊(ファースト)や、Tリーグで活躍している平野友樹(協和キリン)、有延大夢(琉球アスティーダ)、大島祐哉(木下グループ)らも出場し、ハイレベルな試合となることが予想される。Tリーガー、日本リーグで活躍する選手がひしめき合う今大会は誰が男子シングルスを制すのか。

女子シングルス見どころ


写真:野村萌(デンソー)/撮影:ラリーズ編集部

女子シングルスは日本リーグに参戦している選手が多数出場する。第1シードの野村萌(デンソー)は、2018年度のインターハイ女子シングルスで優勝し、デンソーに入ってから出場した前回大会で優勝と実力は国内でもトップクラスを誇っている。今大会の優勝候補の筆頭だ。


写真:橋本帆乃香(ミキハウス)/撮影:ラリーズ編集部

また、今大会にはTリーガーも多く出場している。日本生命から麻生麗名や長﨑美柚、日本ペイントマレッツから加藤美優や南波侑里香らが優勝を目指す。中でも注目されるのが、九州アスティーダに所属する橋本帆乃香(ミキハウス)だ。国内屈指のカットマンで、全日本選手権でも女子シングルスでベスト4に2度も入賞している。国際大会でも活躍する実力者たちの活躍に期待だ。

男子ダブルス見どころ


写真:村松雄斗(東京アート)、御内健太郎(シチズン時計)/撮影:ラリーズ編集部

男子ダブルスでは、全日本選手権でも活躍している江藤慧/松下大星(クローバー歯科カスピッズ)ペアが第1シードに登録されている。ほかにも、松平賢二/硴塚将人(協和キリン)ペアや、カットマンの村松雄斗(東京アート)/御内健太郎(シチズン時計)ペアなど日本リーグで活躍している実力者がダブルスでの頂点を目指す。


写真:平野友樹/松山祐季(協和キリン)/撮影:ラリーズ編集部

また、ダブルスでも無敗を誇る上田仁は神巧也とのT.T彩たまペアで出場する。Tリーグに出場している選手はほかに、琉球アスティーダでプレーする平野友樹/松山祐季(協和キリン)ペアと、木下マイスター東京で活躍している大島祐哉/田添健汰(木下グループ)ペアだ。国内のプロリーグで活躍する選手の勝ち上がりも見逃せない。

女子ダブルス見どころ


写真;佐藤瞳(写真左)・橋本帆乃香(九州アスティーダ)/提供:九州アスティーダ/T.LEAGUE/アフロ

女子ダブルスの優勝候補筆頭となるのは、佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス)ペアだ。国内最強のカットマンペアで、2019年の世界選手権では銅メダルを獲得するなど、世界トップクラスの実力を誇っている。今大会は中シードからのスタートとなるが、その実力を発揮して優勝を飾ることができるのか。


写真:ビッグトーナメント優勝の宋恵佳、成本綾海(中国電力)ペア/撮影:ラリーズ編集部

他には日本リーグ主催のビッグトーナメント同種目で優勝の宋恵佳/成本綾海(中国電力)ペアや、松平志穂/有延優希(サンリツ)ペア、森田彩音/野村萌(デンソー)ペアが世界選手権のメダリストペアに挑み、優勝を目指す。どのペアが頂点に立つのか見物だ。

上田仁・復活物語(2021年5月公開)


写真:上田仁(T.T彩たま)/撮影:田口沙織

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御内健太郎インタビュー(2021年2月公開)


写真:御内健太郎(シチズン時計)/撮影:ラリーズ編集部

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