今年よく見られた試合動画は?<今日の1試合・再生回数ランキング> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:2019インターハイの戸上隼輔(野田学園高)/撮影:ラリーズ編集部

卓球動画 今年よく見られた試合動画は?<今日の1試合・再生回数ランキング>

2019.12.31

文:ラリーズ編集部

青森山田中・高を14年間に渡って指導した名将・板垣孝司氏が試合動画について両選手の特徴、勝敗を分けたポイントを語る「今日の1試合」。
2019年も残すところわずかとなった今回は、YouTubeのRallys-pingpong Official Channelの中で、2019年1月から11月末までに再生された【今日の一試合】に選ばれた動画の再生回数ランキングトップ5を紹介する

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第5位 田添健汰(専修大学)vs龍崎東寅(明治大学)平成29度関東学生卓球リーグ戦(秋季)

勢いに乗ったら止まらない龍崎東寅に対し、がっつりオールラウンドの田添健汰。動画の当時、龍崎はJOCエリートアカデミーから明治大学に入学したばかりの一年生、対して田添は前年の春季関東学生リーグ戦で男子1部の敢闘賞に選ばれている。

一気に龍崎か、かわして田添か、注目の一戦の中、勝負を分けたのは第5ゲーム10−10の龍崎のサーブミスであった。

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第4位 酒井明日翔(明治大) vs三部航平(専修大)H29春 関東学生卓球リーグ

センス溢れる多彩な攻撃を見せる酒井明日翔に対し、三部航平は徹底して酒井のフォア前にサーブ・レシーブを集めて先手を取る戦術で応戦。当時、酒井は平成28年度全日本選手権でシングルスベスト8、三部は前年よりドイツ・ブンデスリーガ1部に初挑戦していた。

勝負の分かれ目は2ゲーム目3-7のピンチから三部が9-9に追いつき粘り勝ちした場面。正統派の右シェークドライブ同士の対決はスーパーラリー連発で見応え十分だ。

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第3位 森薗 政崇(明治大学)vs吉村 和弘(愛知工業大学)平成29年度全日本大学総合卓球選手権大会・個人の部 8回戦 決勝

森薗政崇のチキータからの高速連打に対し、チャンスを作って一振りで仕留める「キルバックハンド」の吉村和弘。当時、森薗は8月の2017年夏季ユニバーシアードでシングルスで2連覇を達成し、ドイツ・ブンデスリーガでもプレーしていた。一方の吉村は2017年1月の全日本選手権のシングルスで準優勝を果たしていた。

試合の流れが変わったのは第7ゲーム、吉村が7-3でリードしている展開で森薗に有効だったYGサーブから縦回転の多いサーブに切り替えた場面。観る前からワクワクしてくる決勝戦である。

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第2位 【野田学園のエース】戸上隼輔による逆転優勝への道筋 第70回 東京卓球選手権大会 男子シングルス 決勝

緩急をうまく使いながらリードを奪う田中佑汰(当時・愛工大名電高)に対し、思い切りのよい攻めを見せる戸上隼輔(野田学園)が終盤まで常に追いかける展開。

田中は2017年のインターハイ団体で優勝、シングルスはベスト4、戸上は同インターハイのシングルスで田中を破り決勝に進出し、1年生ながら準優勝を果たしていた。

試合の流れの変わり目は第7ゲーム、4-9の後がないところからそれまで先に台から離されていた戸上が前に踏み込むプレーに変わった場面。追い込まれた状況からの戸上の集中力に注目である。

第1位 【龍崎vs戸上】ダイナミックな両ハンド対決の結末は!? 第70回東京卓球選手権大会男子シングルス準決勝

龍崎と戸上の互いに持ち味である強力な両ハンドの応酬。田添健汰に4-0で勝利し準決勝まで駒を進めてきた龍崎に対し、戸上は酒井明日翔、動画当時は遊学館高の出雲卓斗をいずれも4-3の接戦で破り勝ち上がってきた。

勝負の分けたのは第4ゲーム4-4の場面、戸上のカウンターが決まり、龍崎に傾きかけていた流れを引き戻した。どちらの両ハンドドライブが上回るのか、見るものを熱くさせる一戦だ。

 

上位の2つを戸上の試合が占める結果となった。2019年はインターハイの男子シングルスで2連覇を達成した戸上。今後日本を代表する選手になっていくであろう彼の活躍を、この年末にRallys-pingpong Official Channelで振り返ってみるのはいかがだろうか。